2013年12月30日月曜日

UFC168 衝撃の結末

昨日のUFC168 家で観ていましたが衝撃の結末でした....

UFCミドル級タイトルマッチ ウェイドマンvsシウバ 2

シウバ 左足骨折による2R1分16秒TKOでウェイドマン初防衛

1R ウェイドマンがテイクダウンして3分位 攻めましたがシウバも下からパウンドを返す

シウバはパンチや肘を食らってましたがウェイドマンも下からのパンチを食らい流血

シウバは前回と違いガードもしっかり上げてミスのない様に戦ってた様に見えました

動き自体もキレがあったし自分的にはこれから何かが起こしてくれそうだという時でした

2R シウバが思いきりよく蹴った左ローをウェイドマンは脛でカット

その瞬間 シウバの左足はテレビで観ててもすぐに解る位に折れました

シウバは痛みに叫びながら倒れ試合は終了、少しの間 呆然としてしまいました

あの折れ方は試合どころか当分歩く事もできないでしょうね

2002年にニコラス・ペタスがK-1の試合で同じ様な骨折をしていますが
復帰まで一年以上かかり、その後も違和感が残ったという記事を読みました

蹴りを放つ格闘技では起こりうる事ではあるけどあそこまでの骨折はなかなかない

それが起こってしまうという不運、非常に残念です

負傷による終幕ではなく両者が力を出しきった形での決着が観たかったです

アンデウソン・シウバ 38歳という年齢に加え一年以上はかかるであろうブランク

引退という話が出てきてもおかしくありません、ファンの自分としては本当に残念です

しかし今はまずシウバの左足が一日でも早く治る事を祈りたいと思います。

2013年12月27日金曜日

UFC168 シウバ奪還なるか

28日 2013年UFCの大トリとなるのはミドル級世界戦 UFC168 ウェイドマンvsシウバ 2

7月の初戦からのダイレクトリマッチ

UFC16連勝、世界戦11連勝中だった絶対王者シウバを倒しタイトル奪取したウェイドマン

7月の試合を見た時は衝撃でした、アンデウソン・シウバはUFCで一番好きな選手だから

今回リベンジして王座奪還してほしいと思います

しかしウェイドマンも強いのでだいぶ気になります

7月の試合 シウバは序盤からテイクダウンを取られ苦戦していました

そしてノーガードのところに左を食らいKOされた

あの日のウェイドマンの勝利は運やラッキーだけじゃない、間違いなく実力

しかし シウバの防御が雑で集中力が低かったのも事実!

今回はテイクダウンを取りにくるウェイドマンへのディフェンスと集中力が鍵になると思います

シウバには1%の油断もなく臨んでほしい

二連敗となればかつての絶対王者の時代も真の終焉となるはず

自分はもう一度UFC世界王者となったシウバが観たいです。

2013年12月23日月曜日

GLORY 13 TOKYO アーツ ラストファイト

12/21 有明コロシアムで行われたGLORY 13 TOKYOでピーター・アーツが引退しましたね

K-1で三度世界一になり長く戦い続けてきたアーツも遂に引退

最後の相手はGLORYヘビー級トーナメント2013優勝のリコ・べホーベン

最後に強者と戦うところがカッコいいですね

GLORY最強の男相手では厳しいだろうと思っていたら気迫の前進で奮闘

判定2−1で敗れはしましたが若き王者を最後まで苦しめました

今までもK-1で台頭してきた若い選手に立ちはだかってきた高き壁の様な古豪

1994年のK-1初世界一から19年、多くの名勝負を魅せてくれました

20年以上戦って無事に引退するという事がピーター・アーツという選手の強さの証

自分はそんな風に思います

お疲れ様でしたと言いたいです。

2013年12月21日土曜日

BOXING マイダナ ブローナーに勝つ

12/15 米国で大きなセットアップが起きた

WBA世界ウェルター級TM 王者ブローナーにマイダナが挑んだ

マイダナもSライト級元世界王者だがブローナーは無敗のまま3階級制覇をしたスター候補

マイダナを倒し更に評価を上げるというのが大半の予想を占めていた

しかし結果はマイダナがブローナーから二度ダウンを奪い判定勝ちで二階級制覇

初回からマイダナがグイグイと前進し強打を叩き込んでいく

2R マイダナの左フックがブローナーの顎に直撃、ブローナー ダウン

ダメージの残るブローナーにマイダナは追い打ちをかける連打

中盤はブローナーも復調、上下の連打をヒットしてマイダナを後退させる

逆転の可能性が出てきた矢先の8R またもマイダナの左が炸裂 ブローナー痛恨のダウン

あのダウンがなければ試合の結果は変わっていたかもしれない

二度目のダウンでマイダナはまた勢い付き終盤もブローナーに強打を打ち込み圧倒

判定ほどポイントは離れてない印象でしたがマイダナの勝利は間違いない内容

打たれても退かないマイダナのタフさ、劣勢でも前進するメンタルの強さが
強打をねじ込むチャンスを生みブローナーの技術とセンスを粉砕した

そんな印象でした

メイウェザーの後継者と言われたブローナーを倒すのはマイダナの様な選手だと思ってました

強者同士の戦いでしたが大一番で底力を見せたマイダナ 素晴らしかった。

2013年12月19日木曜日

BOXING 元日本王者同士の一戦

昨日 後楽園ホールで注目のノンタイトル戦があった

日本Sバンタム級5・OPBF8位 芹江(伴流)vs日本フェザー級11位 福原(ワタナベ)

二人とも元日本Sバンタム級王者、同じ王座を保持していた

今は無冠でも力ある古豪同士の対決は痺れる

試合はダウン応酬の末 福原が芹江を下した

元日本王者同士対決という話題性に負けない内容の試合だった

試合後 二人の元王者は写真の様に爽やかに挨拶を交わした

こういう瞬間が格闘技で一番素晴らしいと思う

勝敗はついたがお互い実力を発揮した事でお互いを認めた表情

カッコいい大人の男の顔ですね

両雄 もう一花咲かせてほしいなと思わせる熱戦だった。

2013年12月18日水曜日

GSP UFC王座返上、休養へ

先週12/13 UFCウェルター級王者 GSPことジョルジュ・サンピエールが王座返上しましたね

以前から長期休養するという噂はありましたが現実になりました

通算10度防衛した絶対王者がいなくなるのは寂しいです

しかし、自分もプロで戦っていたので戦い続けていると休養が必要な時期が来る事も解ります

王座に長く君臨するというのは心身共にハードだと思いますし
そういう王者にしか解らない苦しさがあるんだろうなと思います

休養を経てリフレッシュしたらそれはそれでかなり強そうです

「いつか必ず戻ってくる」と言ったGSP

それはいつなのか、どんな形でのカムバックなのか注目です

アンデウソン・シウバやGSPという長期で君臨した王者にも必ず来る衰えや世代交代

UFCという過酷な世界で歴戦の元王者達がどうなっていくのかを見届けたい。

2013年12月15日日曜日

Krush63kg級TM 山崎 秒殺初防衛

12/14 後楽園ホールでKrush63kg級TMを観戦してきました

王者 山崎秀晃vs挑戦者 木村ミノル

試合前から舌戦もありヒートアップしてたので判定はないと思っていましたが
まさか秒殺とは思わなくて驚きました

山崎選手 強かったし間近で観て感じたのは王者としての貫禄がありました!

初回開始直後 山崎選手 威力ある右ローを効かせてペースを取ると豪快な左フックもヒット

効いた木村選手にトドメは打ち下ろしの右フック直撃 木村選手 吹っ飛ぶ

木村選手 立ちましたがかなりふらついてたのでストップは妥当だったと思います

初回TKOで山崎選手 初防衛 圧勝でした

観に行ってよかったなぁと思っていたら試合後にサプライズな盛り上がりがありました

王者 山崎選手が3年お付き合いをしてる女性にプロポーズ

女性と女性のお父様をリングに上げてのプロポーズとは大胆でした

相手の女性も快く受け入れ最高のエンディングになりました

何か試合後に幸せな気分になってしまいましたね、最高のプロポーズだったと思います

たまにしかない生観戦で良い瞬間を観れました

山崎選手 初防衛と御結婚 おめでとうございます。

2013年12月12日木曜日

12/6見た岩佐亮佑の可能性

12/6 TV放送のなかったOPBFバンタム級TM

12/6は八重樫、村田、井上と日本人トップ選手が出場した

しかし 一番内容として圧巻のパフォーマンスをしたのは岩佐亮佑だったと思う

強打でWBCインターナショナル王座、OPBF王座を手にした椎野選手の攻撃を
ほぼ完璧に封じ自分は左右の連打を叩きこみダウンを奪い5Rで試合を終わらせた

前戦までの3戦連続判定が嘘の様な攻撃で国内最強決定戦ともいえる試合を終わらせた

明らかに日本やOPBFのレベルを超えた強さだった

岩佐亮佑という選手は選手によって動きが変わるところがある

比国ランカーに苦戦したかと思えばOPBF王者には何もさせない圧勝

集中度やテンションで動きが変わってくるタイプのボクサー

来年は世界に挑む一年になるはず

世界戦のリングではこれまでになく集中した動きを見せてほしいと思う

岩佐という選手は遅かれ早かれ世界王者になるボクサーだ

注目はどのベルトを狙うのか

山中慎介のWBCか、亀田興毅の返上したWBAか、亀田和毅のWBO、それともIBFか

ただただ楽しみです。

2013年12月10日火曜日

井上尚弥のボディブロー

12/6 両国国技館でのOPBFライトフライ級王座決定戦 井上尚弥vs比国王者マンシオ

この試合で井上選手はプロ入り後 最高の動きを見せたと自分は感じました

今まで幾度も見られた打ち込む時の力みや打ち気に急ぐ場面はなくスピード溢れる動き

上下に連打を打ち込みながら守りもしっかりして被弾もない

攻防が一体となった動き、前戦の日本王座戦よりかなり良い動き

一番凄いなと感じたのが連打の中に組み込まれるボディブロー

ボディブローは打てない人はどんなに練習しても連打の中で的確に打てない

更にボディブローは距離を間違えれば相手に急所をさらすデンジャラスゾーン

自分もボディをよく打つボクサーだったのでよく解ります

井上選手のボディブローは世界レベルで見ても質が高いと思います!

今回の試合を観て初めて世界レベルのボクサーだと感じました

これは自分個人の感覚です

今の井上尚弥ならWBA世界Lフライ級王者 井岡一翔とも良い勝負が出来るかもしれません

まだ井岡選手のが上だと思いますが差はかなり縮まってると思います

井岡選手が階級を上げなければ井岡vs井上 観てみたいです。

2013年12月9日月曜日

キック 石井、ラストマッチはvsゲーオ

8日 元ラジャダムナンSライト級王者 石井宏樹が後楽園ホールに登場

18歳にして57戦43勝14敗の戦績のギャティサックに2回KO勝ち

ギャティサックのラフファイトに試合はヒートアップ

ギャティサックが首相撲で組もうとした瞬間にアッパーを叩き込み
ダメージを負ったギャティサックに石井選手のパンチと肘の連打が炸裂しKO

やはりラジャダムナン王座に君臨した実力は凄いですね!

そして現役ラストマッチといわれる次戦で強豪ゲーオとの対戦が決定!

元ラジャ王者の石井選手vsルンピニー、WBCムエタイの元王者ゲーオは最高のマッチメイク

2/11は出来れば現地観戦したいと思っています

対日本人8戦無敗のゲーオを日本を引っ張ってきた石井選手が止めてくれたら嬉しいです

石井選手 ラストマッチにゲーオとは素晴らしい、有終の美を飾ってほしいです

そしてこの試合をまとめたプロモーターにも拍手を送りたい

キックファンはそう思ってる人が多いと思います

2/11 石井選手の戦いを見届けたいです。

2013年12月8日日曜日

12/6 八重樫vsソーサを観て

12/6 両国国技館で行われたWBC世界フライ級TM 八重樫vsエドガル・ソーサ

八重樫選手はWBAミニマム級王者となりWBC王者 井岡選手との統一戦に惜敗後
2階級上げWBCフライ級前王者 五十嵐選手を攻略、2階級制覇 今回が2度目の防衛戦

エドガル・ソーサはライトフライ級で世界王座を10度防衛した元王者で世界的強豪
WBCフライ級1位になってからも元世界王者を2人倒す等の磐石の強さで今回の世界戦を迎えた

実績で見たらソーサ有利は仕方ない、八重樫選手は間違いなく最高に厄介な相手を迎えた

しかし 試合が始まるとソーサは八重樫選手のスピードについていけず
追いかけて前に出た所に動きながらのジャブやカウンターを被弾しポイントを奪われる

大差判定3−0で八重樫がソーサを下し2度目の防衛成功

この勝負を見て日本と海外のボクシングの違いを強く感じた

八重樫選手は強い、上手い。しかし2戦連続勝つボクシングに徹した

日本人は海外のビッグネームを迎える時 勝ちに徹する傾向がある

海外の選手は違う、勝つだけでなくボクシングはショービジネスであると強く意識してる

今回のソーサもテクニカルに戦うだけでなく魅せる打ち合いをしながら世界的強豪になった

ソーサは八重樫があそこまで動き続け勝ちに徹するとは思わなかっただろう

彼らは打ち合いで客を盛り上げる事も当たり前だと叩き込まれてきているからだ

八重樫選手はソーサに勝った。しかしこの勝ち方では世界的評価は上がるとは言い難い

日本人がラスベガスでPPVになる様な試合が出来ない理由はそれが全て

体格や身体能力で劣る日本人が強豪に勝つには必要な戦い方なのかもしれない

でも西岡選手の様に強豪と打ち合い勝利し世界的評価を得る日本人の姿がまた観たい。

12/6 村田のKOを生んだのはジャブ

12/6 両国国技館でのロンドン五輪金メダリスト村田諒太のプロ2戦目

ディブ・ピーターソンの動きと柔軟さに攻勢をかけながらも打ち込めず力みが目立ちました

対応しきれない村田選手を見て改めてミドル級の層の厚さを感じました

決定打を打ち込めず相手のパンチも少ないがもらう村田選手を見て
「今回は判定決着かな」と思ってました

しかし流れは5Rから変わりました

村田が左ジャブを積極的に使いだしジャブから上下の連打がピーターソンに入り始める

それまで何とか回避してたピーターソンも被弾が増えダメージが一気に増す

そこからは完全に村田選手のペースとなり8回に怒濤の連打でダウンを奪いTKOに持ち込んだ

改めてジャブの大事さを感じました

序盤の村田選手はいきなりの強打を振るい相手に読まれ空回りしていた

それが左ジャブが当たり始めたら状況は一変

逆に言えばジャブが出なかったら判定までいってたはず

左を制する者は世界を制すという言葉の意味を村田選手の試合に観ましたね

試合の途中で流れを変えるのは容易じゃない、村田選手 やはりさすがでした

ジャブの重要性と金メダリストの底力を観れた試合でした

村田選手が戦うミドル級は果てしなく過酷な階級だが頑張ってほしいです。

2013年12月5日木曜日

亀田大毅に男を問う

12/3 亀田祭りでIBF王者 亀田大毅は計量失敗したWBA元王者ソリスに敗れた

2団体統一はならず無冠になるはずだった

しかし試合後 IBFがルールにより負けても大毅の王座保持と防衛を発表した

なかなか聞いた事のない事態に一般のファンだけでなく関係者も困惑

ボクシングはオールオアナッシングが普通なので負けて何も失わないというのが異常事態

そういうルールがIBFにあったというのも不思議な話だが問題は試合後に発表された事

試合前に発表されていれば今の様な事態にはならなかったはず

試合後だった為に色々な事を言われバッシングされている

自分が一番気になるのは亀田大毅本人の気持ち

負けたという事実を一番感じるのは本人

負けても王者というのは本人が一番情けなく感じてるはずだと普通に考えて思う

亀田大毅の男としての部分が面子や体裁を考える気持ちを超えるならば
王座を潔く返上するだろうし、それが周りの最低限の信用を取り戻す唯一の手段だろう

それをせずに負けてなお王座に固執する様なら亀田大毅は今後大成しないと思う

格闘技は勝つか負けるかがシンプルな分野である

もっとシンプルにスッキリした形で終わってほしいと心から思う。

2013年12月3日火曜日

二度目の三連勝なるか?

今夜 大阪でBOXING 亀田祭りが行われる

世界戦3試合

WBA・IBF世界Sフライ級王座統一戦 亀田大毅vsリボリオ・ソリス

WBO世界バンタム級TM 亀田和毅vsイマヌエル・ナイジャラ

IBF世界ミニマム級TM 高山勝成vsベリギリオ・シルバーノ

4年半ぶりに凱旋した高山選手は別に書きますが今回の焦点は亀田三兄弟

亀田三兄弟は今年7月、8月、9月と三連勝して三兄弟同時世界王者となった

今回も三兄弟で同じ時期に試合となる

11月末に興毅が韓国で同級12位 イ・ジョンオを下し8度目の防衛

そして今夜 和毅の初防衛戦と大毅の初防衛戦&2団体統一戦

今後 三兄弟全員が階級変更の可能性があり三兄弟揃って防衛戦は今回で一区切りだろう

二度目の三連勝でまた記録を作るのか

それとも敗れて改めてリスタートを切るのか

今後 三兄弟がどの階級になるかも含めて注目したい

今回の試合後の予想(自分の私見)

興毅→WBAスーパー王者モレノとの統一戦 or Sフライに下げて4階級制覇に乗り出す

可能性としては今の段階では半々と見る(個人的にはモレノに挑んでほしい)

大毅→今回の統一戦の勝敗に関係なく体重苦によりバンタム級に階級変更

興毅が返上すればWBAだがしない場合でも大毅なら他団体王者に挑む可能性もあり

和毅→今回の初防衛戦に勝ってSバンタム級に上げて大きな試合を求めていく

三兄弟で一番ビッグマッチ思考が強い和毅は強豪ひしめくSバンタムで自分を売っていくはず

予想通りになるかは解りませんが楽しみです。