2013年9月19日木曜日

日本の総合格闘技

総合格闘技の世界はこの10年でBOXINGやK-1よりも遥かに色んな事が変わった

色んな団体が新設されては消えて選手は色んな場所やルールで戦ってきた

パンクラスや修斗に始まり大規模団体PRIDEは一時代を築いて何人も強者を輩出した

しかしPRIDEは財政難で消滅、その後 SRC(戦極)、HERO`S、DREAMといった
様々な団体や大会が行われたが長続きはしなかった

そして今はUFCに世界中の猛者が集まり死闘を繰り広げている

そこにはPRIDEやHERO`S DREAMの元王者達も参戦している

UFCという大きな舞台はあるがBOXINGやK-1に比べると一般での理解度は落ち
ファンだけが詳しい状況になってしまっている

それが勿体ないと思う

立ち技の世界王者達に引けをとらない強者がUFCには何人もいるのに知らない人が多いからだ

地上波TV放送もないから一般の人達はなかなかお目にかかれない

自分はプロで格闘技をしていたので余計にそう思う

自分が初めて総合格闘技に惹かれたの2000年に行われたヒクソン・グレイシーvs船木

総合格闘技をあまり知らない自分でもヒクソンの強さは解った

10年前は総合格闘技の試合もTVでやって強い選手も幾度も観る事が出来た

でも今は出来ない、それは何故か?

団体の財政的な問題もあるが日本人で圧倒的な強さを持つヒーローがいないからではないか

BOXINGでは世界王座を10度防衛した長谷川穂積、ラスベガスでメインで戦った西岡利晃

K-1でいえば日本人初、そして2度の世界王者になったカリスマ魔裟斗

圧倒的な強さでその世界の先頭に立ち引っ張った

山本KID、宇野薫、須藤元気、五味、桜庭 世界と戦ってきた日本人総合格闘技家達

強さは本物だが更に強い外国人王者に敗れてきた

日本人で圧倒的な強さを持った絶対王者が生まれれば日本の総合格闘技はもう一度甦る

自分は信じている

外国人選手を蹴散らす最強の日本人王者が生まれ総合格闘技界が過去最高に盛り上がってほしい

ただ、ただ そう願っている

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