2015年4月29日水曜日

4/22 IBFミニマム級戦 高山vsサックリンJr

4/22 大阪 W世界戦のセミ IBF世界ミニマム級TM

王者 高山勝成選手 vs 挑戦者 ファーラン・サックリンJr

ミニマム級4団体制覇を成し遂げたベテラン王者 高山選手にお父さんも世界王者のサックリンJrが挑む

結果は9回負傷判定3-0で王者 高山選手が勝利 IBF王座 初防衛

試合は初回から高山選手がプレスをかけてジャブ、ワンツーで攻めていき、サックリンJrが動きながら迎え撃つ展開

1~2RはサックリンJrが動きながらタイミングよくパンチを打ち込み優勢

3Rから高山選手のプレスが更に強まり手数も増えてサックリンJrをロープに詰めてラッシュを浴びせる

中盤のラウンドは高山選手のプレスとラッシュで何度もサックリンJrをロープに詰めてパンチを浴びせる

高山選手のあの手数は本当にいつ見ても凄い

今回の試合は乱れ打ちの中にも要所で左ボディを何度も打ち込み以前にはなかった打ち分けるラッシュでした

流れが少し変わったのは7R バッティングで高山選手が目の上をカットして流血、両目上をカットして8Rにはドクターチェックが入る

そこでサックリンJrも勢いの落ちた高山選手に良いパンチを何度か打ち込む

しかし そこで気迫と意地を見せたのは王者 高山選手

両目から血を流しながらもサックリンJrに迫り力を振り絞る様なラッシュ
被弾しても怯まず真っ向勝負で打ちまくった、気迫は高山選手の方が上でした

9Rのドクターチェックで高山選手の傷が続行不可能となり負傷判定となり高山選手が勝利

サックリンJrも間違いなく強かったですが今回は高山選手のキャリアと気迫が抑え込みました

高山選手のひた向きな戦い方は観てる人の心を熱くします

次はミニマム級で統一戦か 、Lフライに上げて新たな道へいくのか

どちらにしても楽しみです。

2015年4月27日月曜日

4/22 井岡一翔 レベコを下し世界3階級制覇

4/22 大阪で行われたボクシングW世界戦

メインはWBA世界フライ級TM
王者 ファン・カルロス・レベコ vs 挑戦者 井岡一翔

井岡は1年前のIBF王座挑戦に敗れてから2度目のフライ級王座挑戦、2度目の3階級制覇挑戦

結果は12回判定2-0で井岡が勝利、見事3階級制覇を達成

試合はレベコが前に出て井岡が距離を取りながら迎え撃つ展開

8度防衛中の王者レベコは序盤から果敢に踏み込みパワフルなパンチを振るう

しかし井岡はレベコのパンチをステップで外し左ジャブ、右ストレート、左右ボディとテンポよく打ち込みポイントを奪う

この試合の井岡の距離感と集中力は素晴らしかった

ガードの上からでも連打を叩きつけリズムに乗ってくるレベコの長所を消す様に空振りさせてリズムに乗せない

打ち合いになった時もクレバーにショートアッパー、ボディを打ち込み、すぐに自分の距離に戻る

打ち合いたい気持ちを抑え作戦を徹底的に実行した事が今回の勝因でした

レベコも最後まで攻め続けたが今回は距離を掴んだ井岡のボクシングの方がよかった

今回一番 感じたのは井岡一翔の強い勝利への意思、1年前のIBF王座挑戦の時より断然強く感じた

叔父の井岡弘樹会長から数えて6度目で成し遂げた井岡家の悲願が成就された

強豪王者レベコからの勝利、3階級制覇、称賛されるべき勝利でした

群雄割拠の激戦区 フライ級で更なる高みを目指して頑張ってほしいと思います。

4/19 K-1 55kg初代王者は武尊

4/19 代々木第二体育館で行われたK-1 55kg初代王座決定トーナメント

日本人4人、外国人4人 計8人で行われたトーナメントを制したのはKrush 58kg級王者 武尊

一回戦 アレクサンダー・プリリット(ロシア)を2回TKO

準決勝 元krush 55kg級王者 瀧谷渉太を初回TKO

決勝 現krush 55kg王者 大雅を2度倒し3回判定勝ち

Krush 58kg級王者でもある武尊が圧倒的な存在感と強さでトーナメントを制しK-1 55kg初代王者となり見事2冠王に

一言でいえばこのトーナメントは武尊の一人勝ちでした、その位 武尊の存在感、強さは群を抜いていました

3試合で5度のダウンを奪い2KOの決定力は素晴らしい

日本人相手でも外国人相手でもそれが変わらないのが凄い

ダウンを奪ったのは全てパンチだがその前のローキックやボディへの前蹴りという繋げる技が上手く強かった

前から思ってましたがイケイケの選手に見えて備えてる戦力の多さと武器のレベルの高さが素晴らしい

普段58kgでやってるので減量もきついはずですが1月のワンマッチよりもコンディションも良さそうでした

今回のトーナメントは圧倒的に制しましたがK-1 55kgに武尊の好敵手的な存在が出てくると面白くなりそうだと思います

今までにないタイプのK-1王者だと思うし武尊選手の今後が楽しみです。

2015年4月25日土曜日

4/19 ルンピニーSフェザー級TM ペットモラコットvs梅野

4/19 ディファ有明で行われたルンピニースタジアム認定Sフェザー級TM

王者 ペットモラコット・ウォー・サンプラパイ vs WBCムエタイ世界同級王者 梅野源治

日本ムエタイの至宝 梅野選手がムエタイ最高峰 ルンピニー王座に挑みました

結果は5R判定で王者ペットモラコットが勝利、梅野選手 惜しくも1ポイント差での敗戦

王者 ペットモラコットが強かったと言うしかない

梅野選手 初回から積極的にロー、パンチ、肘で攻めてペットモラコットが得意な首相撲の展開になっても互角に渡り合い譲らない

2回からペットモラコットが攻勢を強める
左肘で梅野にマットに手をつかせる、更に左ハイ、左ミドルを蹴る

梅野は積極的に前に出てパンチ、肘でプレスをかけるがペットモラコットを捕らえきれない

そこにペットモラコットは左ミドル、左ハイ、肘をカウンター気味に入れてダメージを与えてポイントを奪う

今まで何人もの強豪タイ人を打ち倒してきた梅野選手の攻撃に対応しカウンターを打ち込むペットモラコットの強さはハイレベル

タイでもビッグマッチ常連でセーンチャイにも勝ってるというのも頷ける強さ

それでも押しきられずに互角に近い戦いが出来たのは梅野源治だから

他の日本人なら判定までいかずに倒されていたはず

4R ペットモラコットに首相撲で押し負けず離れたところにパンチと肘を叩き込み明確にポイントを奪った梅野選手は素晴らしかった

最終5R 首相撲からの膝の応酬、ミドル、パンチでお互い攻めるがR中盤 首相撲からペットモラコットが梅野を転倒させる

これがポイントの分岐点となり、その後 ペットモラコットは流して梅野の攻撃をリターンだけしながら試合を終える

ポイント的には1ポイントだったがルンピニー王者ペットモラコットの強さは高い壁だった

しかし梅野選手 ルンピニー王者と互角にやり合ったのは凄い事なのでこの経験を糧に再挑戦してほしいと思います。

2015年4月19日日曜日

4/18 SB 鈴木vsロメロ

4/18 後楽園ホールで行われたSHOOTBOXING

メインはS-cup 2014 65kg世界トーナメント覇者 鈴木博昭 vs MMAファイター ダニエル・ロメロ

結果は3R判定で鈴木 完勝

MMAファイター ロメロはVTJ等で活躍する強い選手でしたが今回はSBルールでの経験値の差が出ました

試合開始からロメロが飛び膝で仕掛けて連打で鈴木に襲いかかる

鈴木はロメロの先制攻撃をかわして右ジャブで突き放し前蹴り、ハイキックをヒットしてロメロにダメージを与える

鈴木の攻撃を食らい初回からロメロはダメージで動きが落ちる

2回 鈴木は右ジャブと前蹴りで突き放して前に出てきたロメロに右ハイを直撃させてダウンを奪う

ダメージの深いロメロに鈴木がパンチ連打や蹴りの連打で追い討ちをかけるがロメロは何とかしのぐ

3回 鈴木が決めにかかるがダメージ深いロメロが動いて逃げ気味で距離が空いて攻撃が繋がらず捕らえられない

そのまま試合終了

SBのキャリアと世界トーナメント覇者の貫禄を見せつけた鈴木選手 強かったです

今回は冷静さとハイキック等の攻撃のタイミングが素晴らしかった

外敵を圧倒した鈴木選手 夏にSB65kg初代世界王座決定戦に臨む予定なので相手が誰かが楽しみです

個人的には2014 世界トーナメント決勝で戦ったザカリア・ゾウガリーとのリマッチが世界戦になってほしいと思います。

2015年4月17日金曜日

4/16 辰吉寿以輝 プロデビュー

4/18 大阪府立体育館での世界戦興行のアンダーカード

3度 世界を獲った元世界王者 辰吉丈一郎の次男 寿以輝がプロデビュー

相手はアマ経験のあるプロ1勝2敗 岩谷忠男

結果は2回TKOで辰吉寿以輝が勝利

開始から左ジャブを打ちながらプレスをかけてワンツーフックと打ち込む

岩谷も動きながら応戦するがパンチ力は寿以輝が上で馬力とパワーで押し込みワイルドなパンチをヒット

1回終盤 打ち合いの中で寿以輝が右ストレートから返しの左フックをヒットしてダウンを奪う

2回 押せ押せの寿以輝ペースで前に出てカウンターの左ジャブを決めて2度目のダウンを奪う

しかし再開後 岩谷も踏ん張り寿以輝に左右のパンチを返す

ダメージはそんなになかったが打ち気に逸り防御が疎かになった寿以輝に何度もパンチが入る

岩谷がこのまま持ち直して盛り返すか?と思われた場面で出たのはやはりパワーの差

打たれながらも前に出て乱打戦に持ち込んだ寿以輝の強打が岩谷に入る

寿以輝の左右の連打から右強打が入って岩谷がぐらついたところでレフェリーが試合を止めた

アマ経験もない寿以輝は今回が初実戦、攻撃も防御も荒かった、特に防御はかなり雑だった

しかし光るモノもあった気がします

フックやストレートの強打だけではなく基本に忠実な左ジャブ、一番は随所に見える負けん気

力みをなくし攻撃に強弱をつけたりが出来る様になれば一気に伸びるかなという資質は感じました

辰吉寿以輝 まだまだ赤子の様なボクサーですが一戦一戦変わっていくと思うので楽しみです。

4/16 WBC世界バンタム級王者 山中 V8

4/16 大阪府立体育館で行われたWBC世界バンタム級TM

王者 山中慎介 vs 同級7位 ディエゴ・サンティリャン

山中選手 8度目の防衛戦は圧勝 7回KOでV8

初回から山中選手 スピーディーな右ジャブからの左をズドン、このパターンが決まる

挑戦者サンティリャンはもらってもめげずに戦いましたが試合は一方的でした

山中選手は初回からKOするまでずっと同じ戦い方だけどこれが決まるから不思議

神の左と呼ばれる由縁か

打つのは右ジャブ、左ストレート、たまに左ストレートボディ、右アッパー

右フックや左アッパー、フックなどは滅多に打ってるのを見ないシンプルなスタイルは世界的に見たら珍しい

来ると解ってても避けられないタイミングと食らうと芯まで残る破壊力がそのスタイルを支えてる

サンティリャンは山中選手の左を食らう度にダメージが蓄積されていくのが見て取れた

全勝の挑戦者を自分は無傷で倒してしまうのだから山中選手は恐ろしい

もう世界ランカークラスでは勝つのは難しいので向かうは統一戦か

バンタム級での対抗馬の筆頭は技巧派王者モレノを下したWBAバンタム級スーパー王者パヤノか

もう一段レベルが上がったステージで戦う山中選手が観たいなと思った試合でした。

2015年4月11日土曜日

4/8 日本フライ級TM 体重超過

4/8 後楽園ホールで行われたボクシング 日本フライ級TM

4団体で世界ランク入りする王者 村中優に指名挑戦者 林徹磨が挑んだ

実力者同士の試合でチャンピオンカーニバルでも注目されたが試合前日 波乱が起きた

王者 村中が計量でフライ級リミットをクリア出来ず王座を剥奪される

近年 海外では体重超過が多くなったが日本では稀に見る事態、日本TMで王者が計量失敗は過去に1度あり今回で2度目

両陣営の話し合いにより試合は挙行された

結果は前王者となった村中が判定で林に勝利、王座は空位となった

前半は林がリードしたが中盤から村中が追い上げ逆転した

試合自体はペースを取り合う好試合、村中の計量失敗がなければ素直に称えられた試合だった

しかし ボクシングという同じ体重で戦う競技で規約体重に落とすというのは唯一にして絶対的な戒律

それを守れない者には厳しい罰が必要だと思う

今回も試合は行われたが試合も中止する事も検討してほしい

その位に厳しい処罰がないと体重超過はなくならないと思います

体重をリミットまで落とすという事は強さよりもボクサーである事の証明

それを全てのボクサーに今一度知ってほしいと切に願います

今回の試合 村中選手は試合には勝ったけど己との勝負には負けた

ボクサーとして、チャンピオンになった者としてその失態の事態の大きさを今後も忘れずにいてほしい。

2015年4月8日水曜日

4/5 ルンピニーSフライ級TM ゲンガーvs藤原

4/5 ディファ有明で行われたルンピニースタジアム認定Sフライ級TM

王者ゲンガー・ポーペッコーvs 挑戦者 10位 藤原あらし

ゲンガーはルンピニーでミニフライ、ライトフライ、Sフライと3階級制覇してる強豪

藤原あらしは去年 ルンピニーSバンタム級王座挑戦し敗退後 2階級下げてSフライ級で2度目の挑戦

結果は5R判定3-0で王者ゲンガーが勝利して防衛

一言で言えば現時点ではレベルが違った

初回 王者ゲンガーが強さを見せつける、高速の右ハイと右ストレートで藤原に尻餅をつかせる

レフェリーはすぐ立ち上がった藤原にダウンは取らなかったがあれは2回とも完全なダウンだった

2回は前半は藤原が右ミドル等で先行して中盤からミドル、パンチ、肘を返す

3回 ゲンガーは首相撲からの膝を多用してペースを掌握して離れては肘を打ち込み藤原の右頬を切り裂く

4回 ゲンガーは藤原の蹴り足をすくってこかしたり飛び膝、パンチ、肘で攻勢、R終盤は藤原もパンチやミドルで反撃

5回 ゲンガーは流しに入る、前蹴りを出しながら藤原のパンチや肘をかわす
藤原の攻撃がラストに何発かは届くが大きなダメージを与えるまでに至らず逃げ切られ試合終了

攻撃力に大きな差があり総合的に見たら一枚も二枚もゲンガーが上手でした

王者ゲンガーはルンピニー3階級制覇してるだけあり殺傷能力の高いナックモエでした

初回の藤原が全く反応できなかった右ハイの速度にはかなり驚きました

藤原選手は去年のルンピニー初挑戦から大きく変わってる様には見えなかった

試合後 藤原選手は「上が見えてきた、手応え掴んだ、あと1~2年後にまた挑戦出来れば結果出せる」と言った

個人的にはその考えは甘いと思う

その1~2年の間に日本人選手でも彼を超える選手が現れると思うし挑戦者は挑戦した時に結果を出さなきゃいけない

負けてもまた次挑戦すれば....と試合後すぐに言うのは試合を組むのに尽力した人達に申し訳ないし個人的には好きじゃないと感じました

そういう姿勢で何度挑んでもルンピニーの壁は越えられないと思います。

2015年4月4日土曜日

5/1 粟生隆寛 LVで3階級制覇挑戦

ボクシング 元世界2階級王者 粟生隆寛が5/1 ラスベガスでWBO世界ライト級王者決定戦に出場

勝てばフェザー、Sフェザーに続き世界3階級制覇の偉業となります

相手はWBOライト級5位 レイムンド・ベルトラン、3度の世界挑戦となるベテラン選手

そして今回のラスベガスでの試合は5/2 メガマッチ メイウェザーvsパッキャオの前日

メガマッチに沸き立つラスベガスでの前夜祭興行という事で自然と注目度も上がります

そういう場で勝利して世界3階級制覇を成し遂げれば反響も普段とはだいぶ違うはず

日本人がラスベガスで世界戦、10年前ならなかなかなかった事です

しかし今はアメリカやメキシコ、アジアならマカオと日本人ボクサーがどんどん海外に活躍する様になりました

それは海外に出た日本人選手が頑張ってきたからこそ築けた道

日本人として、元ボクサーとして今の現状を誇りに思います

願わくば日本人が海外でのビッグマッチに出場出来る様に更にステップアップしてほしいです

今回の粟生選手のWBO王座決定戦もそのきっかけの一つになってほしいと思います

5/1 亀田興毅に続く日本人二人目の世界3階級制覇、粟生選手に期待します!

2015年4月3日金曜日

3/28 WBC世界フェザー級戦 ジョニゴンvsラッセルJr

3/28 ラスベガスで行われたWBC世界フェザー級TM

2階級制覇王者 ジョニー・ゴンザレスに2度目の世界挑戦となるゲーリー・ラッセルJrが挑んだ

キャリアも実績もジョニゴンが上、しかし結果はあまりに一方的になる

4回TKOでラッセルJrがジョニゴンを下しWBC世界フェザー級新王者に

この試合は一言で言えば相性だったと思います

初回からラッセルJrがサウスポーからのスピーディーな右ジャブでジョニゴンの顔面を弾き要所で左ボディ等に繋げる

初回 ラッセルJrの動きにジョニゴンの反応が悪かったのを見て王者交代の予感がした

2回に入るとラッセルJrのリズムは更に良くなって右ジャブ、右フック、左ストレートと打ち込んでいく

ジョニゴンはサウスポーからのパンチに反応できず攻撃も思う様に前に出れない

ジョニゴンはサウスポーが苦手なのがもろに出てしまってる印象

苦手とはいえジョニゴンは日本で長谷川穂積をKOして王座を奪ったりサウスポーからも勝利を挙げている

そこで感じるのがサウスポーの型、長谷川穂積はどんどん前に出て打ち合おうとする型なのでジョニゴンには相性のいいサウスポー

しかし 左右に動けてテクニックとクイックネスがあるサウスポーをジョニゴンは苦手としてる

WBC世界Sバンタム級王者だった西岡利晃に挑んだ時もジョニゴンはKOされている

特に今回のラッセルJrの様にアマ経験豊富で総合力高いサウスポーは相性最悪の相手なのが試合を見て解る

3回に入るとラッセルJrのパンチでジョニゴンにダメージが見え始める

もらいながらも前に出たところに左カウンターから返しの右フックをもらいダウン

4回 ダメージの残るジョニゴンにラッセルJrが襲いかかり連打から左を打ち込みダウンを追加

再開後 更にラッセルJrがパンチをまとめるとジョニゴンは力なく倒れTKOで敗れた

この試合を観て改めて相性というのは怖いなと思いました

ジョニゴンはボクサーとしては間違いなく強い、しかし相性の悪い相手には一方的に破れてしまうのだから

去年 WBO王座決定戦でロマチェンコに完敗したラッセルJrは今回で強さを証明した

このラッセルJrに明白な形で勝利したロマチェンコの強さも改めて凄いと思う

両者がWBOとWBCの王座をかけ統一戦で再戦とかになれば最高のマッチメイクになる

実現に期待したいです。