2014年7月29日火曜日

ゴロフキン 元統一王者を倒し11連続KO防衛

7/26 WBA世界ミドル級スーパー王者ゴロフキンが11度目の防衛戦を迎えた

相手は元WBA・IBF王者ダニエル・ゲール

過去最強の相手との試合でゴロフキンの真価が問われると多くのファンが注目した

結果は3回TKOでゴロフキンが勝利

元統一王者を相手にしても圧倒的でした

初回 力強い左ジャブでゲールの顔を弾き右目上を切り裂き連打で追い込んだ

2回 パワフルな連打で追い込みオーバーハンド気味の右フックでダウンを奪う

3回 上下の連打でロープに詰めてゲールが右を打ち込んだ次の瞬間
ゴロフキンの右強打がカウンターで直撃、ゲール2度目のダウン

初回から強打を打ち込まれていたゲールのダメージは大きくレフェリーがストップ

ゲールが粘りクロスファイトになるかと思いましたが一方的に倒してしまったゴロフキン

元統一王者ゲールが相手という事で普段よりも更に攻撃的でしたね!

左右どちらでも倒せる強打

五輪銀メダリストでもあり、しっかりとした技術力や基礎

前に出るアグレッシブな型ですが相手のパンチ被弾が少ない防御の上手さ

今のゴロフキンは力 技術 経験 全ての要素がミックスされて隙がない

次の狙いは多団体王者との統一戦

多団体王者にとってもゴロフキンは驚異だと思うのですぐに交渉はまとまらないと思いますが
実現してほしいと思うし観たいです

GGGがどこまで勝ち続けるのか今後も注目したいです

2014年7月27日日曜日

第1回 JMA MVFは佐々木憂流迦

国内の総合格闘技団体 DEEP、ZST、VTJ、修斗の選手や試合をファンが投票し
表彰する初のイベント Japanese Mma Award

第1回 表彰式が7/25 都内で行われ最優秀選手MVFに修斗の佐々木憂流迦が選ばれました

2014年上半期は1月、2月、5月と3連勝でスリーパーホールドで勝利が2回とTKO勝ち

多団体王者を始め強い選手を相手に印象的な勝利を連続し当然の受賞といえる

8月にはUFCデビューも決まっていて個人的にも一番期待する選手ですね

修斗世界王座やUFC世界王座を奪り日本のMMAを引っ張ってほしいと思います

こういうイベント自体もキックや総合は少ないので今後も年間表彰も含め続けてほしい

ボクシングは年間表彰式等もしっかりしてるので同じレベル位にはなってほしい

そうしたら選手達の刺激となり国内の総合格闘技やキックは更に活性化すると思います

日本のMMAの試合や選手達がもっと一般層の目に届く様になってほしいです。

2014年7月23日水曜日

7/21 WBCムエタイ世界前哨戦 大和vsシップンミー

7/21 後楽園ホールで行われたWBCムエタイSライト級インターナショナル王者
大和哲也の世界前哨戦

相手はファイパー・シップンミー 85戦70勝13敗2分

シップンミーは17歳ですが85戦のキャリアあるだけに物怖じせず向かってきました

ガードの上からでも左ミドル、左ハイをガンガン蹴ってくる

大和選手はローとパンチで対抗、ボディと右ローが良かったです

3R 左ボディと右ローで攻めて下を見せておいての右アッパー炸裂 シップンミー ダウン

下を見せておいてのいきなりのアッパー かなり上手かったですね!

立ったシップンミーに大和選手のボディから右ローがまた入りTKO

大和選手 今回は何か落ち着いて仕留めていた様に見えました

前回の野杁選手との激闘で更に強さが増してる様に感じます!

ムエタイには独特のリズムがあり、それを苦に敗れる日本人も多い中 大和選手は違いますね

ムエタイのリズム関係なしにパンチやローを打ち込んでるのが凄いですね!

やはりタイ人にムエタイでは勝てる可能性は低いと思うので大和選手の様に
自分のリズムを持ってる選手は強いかなと思います

世界前哨戦をクリアし年内のWBCムエタイ世界戦を目指す大和選手

日本人がまだ奪った事のないWBCムエタイ世界王座
今の日本人では一番可能性があるのは大和選手かなと思います

今まで何度も強豪タイ人に挑み力をつけてきた大和選手、大輪の花を咲かせてほしい

日本人初 WBCムエタイ世界王座 奪取を期待してるし、その瞬間が観たいです。

2014年7月22日火曜日

7/19 リゴンドー 2冠防衛戦 in マカオ

19日 中国マカオで行われたBOXING世界戦

WBA・WBO世界Sバンタム級TM リゴンドーvsソッド

Sバンタム級最強であろう2冠王リゴンドーがタイの古豪ソッドを迎え撃ちました

リゴンドーが圧倒的有利でしたがソッドがどこまで食い下がれるかが注目でした

しかし結果はリゴンドーの初回TKO勝ち

初回 中間距離でパンチを交換してた両者が踏み込んだタイミングで頭が衝突

バッティングでダメージを負ったソッドに再開後すぐリゴンドーのパンチが直撃

ワンツーの速度で飛んできた右フック→左ストレートを食らいソッド 痛烈なダウン!

そのダウンでソッドは立てずTKO

バッティングがなかったとしてもリゴンドーが勝ったと思いますがもう少し観たかった

厳しい事を言えばバッティングのダメージを完全に表に出してしまったソッドの弱さですね

世界戦は弱さを見せればすぐにつけこまれるシビアな舞台

あの場面は何とか我慢して逆に反撃してほしかった

それをさせなかったのも速攻で勝負を決めたリゴンドーの強さとも言えますが

この試合でトップランクとの契約が切れ今までよりは自由に試合が組めるであろうリゴンドー

他団体王者との統一戦などのビッグマッチでまだ底を見せていないリゴンドーの強さを
更に観たいと個人的には思います

WBC王者サンタクルスやIBF王者マルティネスとの試合実現に期待したいです。

2014年7月18日金曜日

7/12 カネロvsララ in ラスベガスMGM

7/12 ラスベガスMGMで行われたボクシング Sウェルター級トップ選手の対戦

元WBC・WBA王者 サウル・アルバレスvs現WBA王者 エリスランディ・ララ

結果は12R判定2-1でアルバレスが勝利

接近戦に持ち込みたいアルバレスとアウトボックスしてカウンターを狙うララ

双方の戦略が交わらず噛み合わない試合にはなったが両者の強さは見えました

時おりカウンターをもらいながらも最後まで前に出てボディを中心に打ち込んだアルバレス

ララはアマで世界選手権優勝する程の技巧を持つボクサー
その懐に飛び込むのは容易ではない、並のボクサーならカウンターで倒される

アルバレスだからあの位のダメージで済んで自らのパンチを打ち込めたと見ます

逆にララはアルバレスを相手に最後までアウトボクシングを徹底した

アルバレスは23歳にして45戦のキャリアを持ち統一王者になった実力者

アルバレスのアタックは相当の攻撃力だし並のアウトボクサーなら試合途中で
捕まり打ち合いに巻き込まれ倒される

世界最高峰の技術を持つララだらこそ最後までカウンター狙いを徹底できたと見ます

両者 実力者ですがそういう選手同士が戦うからこそ良い試合にならない事もありますね

強いからこそどちらかの一方的にはならずギリギリの所でのせめぎ合いになります

そういう試合はファンからすると噛み合わないとかつまらないとか言われます

自分は瞬間的に凄い場面があったりするので結構好きですけどね

勝ったアルバレスも敗れたララも今後どう進んでいくのか楽しみですね。

2014年7月16日水曜日

7/12 亀田和毅 防衛戦 in ラスベガスMGM

7/12 ラスベガスMGMのリングに亀田和毅が立ちました

WBO世界バンタム級王座 2度目の防衛戦で指名挑戦者で元王者のプンルアンと対戦

結果は和毅が7回TKOで勝ちV2達成

結果はボディで一発KOだが厳しい試合でした

1Rと2Rは持ち前のスピードとフットワークで優勢に戦ったが3Rと4Rは
プンルアンの強打を打ち込まれダウン寸前まで追い込まれる

5R 相手にいきかけた流れを手数とコンビネーションでまた引き戻して
6Rも左のダブル等のコンビネーションでプンルアンを攻め立てた

流れを再度掴んで迎えた7R 足を止めて打ち合った中で出た左のダブル、KOパンチの左ボディ

完璧に入り倒れた瞬間 立てないと解る一撃でした

7R 約20分の中で流れが行き来する際どい試合を制した事は大きい

5Rで持ち直し流れを取り戻してなかったら結果は逆になってたと思います

デビューからメキシコで戦い続け世界戦はフィリピンと海外のリングを
多く経験してきた亀田和毅のメンタルの強さを改めて感じた試合でした

初のラスベガスのリングで結果を出した亀田和毅はメイウェザー等をプロモートする
アル・ヘイモン氏と契約に合意したというニュースが出ています

正式契約となればきっとまたチャンスは増えるでしょう

素晴らしい事だと思うし日本人として本場で暴れてほしいです

今から次戦が楽しみです。

2014年7月15日火曜日

7/13 Krush43 HIROYA vs 寺崎

7/13 後楽園ホールで行われたKrush43

メインは65kg級TM HIROYA vs 寺崎

HIROYA有利かと思われましたが結果は初回TKOで寺崎選手が勝ち新王者に

まさか初回とは驚きましたが今回は集中力の違いとHIROYAの油断が要因かなと思います

試合前からHIROYAは自信満々でした

記者会見でも「更に上を見てるから防衛して当たり前」と豪語

更に「寺崎選手は王座に挑戦するレベルではない」と言い放った

試合直前のリング上でも笑みを浮かべていました

王者になりつけた自信が過信になっている様に見えました

逆に寺崎選手は試合前の記者会見から試合直前、試合中も鬼気迫る表情でした

引退をかけ、この一戦だけを見てた寺崎選手と先ばかり見てたHIROYAの差

初回 寺崎選手の右ボディ→右フックのコンビネーションは集中度の高い鋭い動きでした

あの右フック直撃で勝負は決まりました

本当に強い選手は王者になって余計に気を引き締めるものです

王者になって強気になりすぎたHIROYAはまだまだ選手として若いなと思います

今回の試合を見て改めて勝負に絶対はないと思いました。

2014年7月14日月曜日

RISE100~BLADE0 サワーvs城戸

7/12 大田区総合体育館でのRISE100~BLADE 0

70kg契約スーパーファイト サワーvs城戸

去年K-1MAXで対戦した両者のリマッチ
去年はサワーが城戸を下しました

今回は3Rで決着つかず延長判定までもつれましたが接戦を制したのはサワー

リベンジを狙う城戸選手を返り討ちにしました

今回のRISE100~BLADE0で一番のクロスファイトになりました

蹴りで距離を開けて戦おうとする城戸選手とパンチ連打で距離を潰して削ってくるサワー

どちらもベテランの試合巧者なので一方的にはならなかったですね

城戸選手の蹴りもサワーのパンチもお互いよくブロックで凌いでました

その中で3Rまではどちらかというと城戸選手の攻めの方が有効だった様に見えました

もう少し目に見えたポイントがあれば判定で城戸選手が勝ってたはず

しかし サワーの本当の強さを見たのは延長R

本戦で消耗してるはずの延長Rで怒濤のパンチ連打!

勝負所で力を発揮するのはさすが世界2大トーナメント K-1&S-cupの王者ですね!

城戸選手も上手く戦ってたので惜しかったですね

日本とオランダの強豪ベテラン同士の勝負 いい試合でした。

2014年7月13日日曜日

RISE100~BLADE0 ゲーオvs小宮山

7/12 大田区総合体育館で行われたRISE100~BLADE0

メインは61kg級ファイト
RISEスーパーフェザー級 小宮山工介vsムエタイ王者ゲーオ・フェアテックス

初来日以来 9年間vs日本人無敗のゲーオにRISE現役王者 小宮山選手が挑みました

結果は3R判定3-0でゲーオが勝利

予想通り ゲーオが勝ちましたね

試合はゲーオが首相撲からの膝連打や倒れた相手へのキックで減点されたり
両者 クリンチが多く減点されたりと荒れましたがそれでもゲーオの貫禄勝ちでした

初回からゲーオがサウスポーからの左ストレート、左ミドル、左ハイをヒット

小宮山も顔面前蹴りを返すがゲーオの攻撃力の方が勝る

2回 小宮山がパンチで前に出たところにゲーオの左フックがカウンターで入り小宮山ダウン

3回 膠着状態もゲーオの左ミドルが入り小宮山 ダメージでクリンチで逃げる

小宮山選手 KOはされませんでしたがゲーオの完勝でした

小宮山選手 前戦も元ルンピニー2階級制覇王者で現MAフェザー級王者の
マキ・ピンサヤーム選手に敗れてますし、ムエタイと相性よくないですね

RISEスーパーフェザー級の絶対王者と言われてるのも今回 ゲーオの相手に
選出された理由も個人的にはよく解りませんでした

最終R クリンチに逃げる位なら倒されても真っ向勝負してほしかった

結果的にゲーオの強さだけが見えた試合だったなと思います。

2014年7月9日水曜日

ゲーオ 日本でムエタイセミナー

ムエタイの強豪ゲーオ・フェアテックスが7月 日本でムエタイセミナーを開きます

7/12のRISE100に出場して試合後に行われるセミナーは3回

7/14 大分県 7/16 埼玉県 7/17 千葉県で行われます

ルンピニー王座、WBCムエタイ世界王座を奪取し今もWPMF世界王座を
保持する現役世界王者であり2005年以来 対日本人8戦無敗の強豪ムエタイ戦士

そのゲーオの指導を受けれるセミナーというのは貴重な時間ですね

日本人だけでなく世界中の選手と戦い勝利してきた歴戦の選手の講義は
ムエタイの頂点を目指す人にとっては素晴らしく有意義なモノになるでしょう

現役選手も、これから戦っていくジュニア世代にもぜひ参加してほしいですね

出来るのなら自分も参加してみたいなと思う位です

ゲーオは日本人が未だ越えられない高き壁であると同時にこれ以上ない見本でもあります

参加した人は色んな事を吸収してほしいですね

参加したジュニア世代の中から次世代の王者が生まれてほしいです

格闘技は何人であろうと強い者が正解であり全て

日本人選手には強い者から貪欲に何かを吸収する姿勢を大事にしてほしい

今まで世界中の強豪選手はそういうアグレッシブな選手が多いですから

セミナーに参加する方々にとって実りある時間になる事を祈ります。

2014年7月8日火曜日

UFC175 ウェイドマンvsリョート

7/5 米国ラスベガスでのUFC175のメインカード

UFC世界ミドル級TM 王者クリス・ウェイドマンvs3位リョート・マチダ

アンデウソン・シウバを2度倒した王者ウェイドマンが元ライトヘビー級王者リョートを
迎えて真価を問われる二度目の防衛戦は死闘になりました

結果は5R判定でウェイドマンがリョートを下し2度目の防衛

ウェイドマンのプレスとテイクダウンでリョートが自分の距離で出来ず
持ち前の打撃力を活かし切れなかったという様に見えました

1R、2Rはどちらの攻撃も完全に入りませんでしたがタックルを仕掛けたり
打撃で攻めたりと攻めていたのウェイドマンでした

3R ウェイドマンはタックルでテイクダウンしてリョートが立ったところに
左フック→右ショートを打ち込みハッキリとダメージを与える

リョートはウェイドマンのパンチで眉間から出血

4R 遂にリョートが反撃
ウェイドマンのタックルを切ってタイミングよく左フックを打ち込み効かせる

更に右ストレート、左ミドルを打ち込みウェイドマンを追い込む

5R リョートがパンチと前蹴りを打ち込むがウェイドマンもフックを当てて応戦

ウェイドマン、テイクダウンするもリョート立ってラスト30秒 パンチと肘でラッシュ

両者ふらふらで試合終了
常にプレスをかけて前半からペースを取ったウェイドマンが死闘を制しました

リョートは4Rや5R終盤の様な攻めが序盤から出来てたら結果変わったかもしれません

ギリギリのせめぎ合いでかなり見応えのある勝負でした

強敵を下した王者ウェイドマン 次は誰と戦うのか楽しみです。

2014年7月7日月曜日

UFC175 ラウジーvsデイビス

7/5 米国ラスベガスで行われたUFC175

UFC女子世界バンタム級TM 王者ロンダ・ラウジーvs2位 アレクシス・デイビス

3度の防衛を重ね磐石の強さを見せてる世界王者ラウジー、今回も強かった

初回 パンチで打ち合う両者

その中でラウジーの右ストレートが直撃、すかさず膝蹴り→首投げ→グラウンドで顔面パンチ連打

1R 16秒TKO 秒殺KOでラウジーが4度目の防衛

ラウジーは一戦ごとに打撃の精度が増してますね、右ストレートでデイビス効いてました

更にパンチ、膝蹴り、首投げの繋ぎがスムーズで鮮やかでした

首投げの後 デイビスは完全にノーガードの状態でパンチをもらってたので
早いレフェリーストップも仕方ないかなと思います

柔道五輪銅メダリストでグラウンドでの強さに加え打撃力も着実に増したラウジー 穴がないですね

ラウジーを止める選手はなかなかすぐは出なさそうです

今回で10連勝となったラウジー どこまで連勝記録が伸びるのか注目ですね

9/20 中井りんが世界3位ミーシャに勝てばラウジーに挑戦というのもありえるのでしょうか

2014年7月6日日曜日

9/20 五味の相手はUFCライト級9位

9/20 UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014での五味隆典の対戦相手が決定

UFC世界ライト級9位 マイルズ・ジュリー

五味がかねてから希望していたランカーとの対戦が決まりましたね

マイルズ・ジュリーはブラジリアン柔術黒帯でMMA戦績は14戦全勝

去年の日本大会で五味が敗れたディエゴ・サンチェスにも勝っている選手

間違いなく強豪で厳しい戦いになるでしょうね

五味選手の前戦までと同じ状態ならやられると思います

世界最高峰のUFCで無敗でランク入りするジュリーは相当強いはず

五味選手が勝つ為に必要なのはフィジカルの強化だと思います

ベテランですし技術は十分にありますが今の五味選手は身体の強さと瞬発力が落ちてます

PRIDE世界王者の時にはそれを持ってました

だから強敵相手にも勝ってこれたのだと感じてます

強敵と戦う時に耐久力と一瞬のタイミングで動く反応速度、攻め続けるスタミナは必要不可欠

それは常にフィジカルを鍛え最高の状態にしてないと生まれない

自分のジムを持った近年の五味選手は以前よりフィジカル面で弱くなってるのが一目瞭然

そこに残念さを感じてました

UFCで4勝4敗と勝ち負けを繰り返す五味選手は崖っぷちの状況

負ければ終わりのつもりで最後に過去最高のフィジカルを作り上げ試合に臨んでほしいです

五味選手が火の玉と呼ばれていた頃の様に躍動感溢れる試合が観たいです。

2014年7月2日水曜日

6/28 クロフォードvsガンボアに見た勢いの差

6/28 米国で行われたWBO世界ライト級TM テレンス・クロフォードvsユリオルキス・ガンボア

3月に無敗のまま世界王座を奪取したクロフォードは初防衛戦

ガンボアはWBA・IBF世界フェザー級王座、WBA世界Sフェザー級暫定王座
WBA世界ライト級暫定王座と三階級制覇をしてクロフォードに挑んだ

二人とも23勝16KO無敗と戦績も同じという事でも注目の試合でした

結果は9回TKOでクロフォードがガンボアを下し初防衛に成功

4Rまではガンボアがポイントリード

しかし 5R クロフォードが右フックを打ち込みダウンを奪い形勢逆転

その後 体格差に勝るクロフォードがスイッチを繰り返しながら
パンチを打ち込みながらガンボアにプレスをかける

8回にクロフォードがカウンターの左フックで2度目のダウン

9回 前に出るガンボアにクロフォードが左フックで3度目のダウンを奪い
立ってきたガンボアにクロフォードの右アッパーで4度目のダウンでTKO

クロフォードが勝った要因はいくつもありました

まず体格差

フェザー級から上げてきて小柄のガンボアと本物のライト級の体格を持つクロフォードの差

パンチ一発一発の重みが違いましたしガンボアはスピードで押さえ切れなかったですね

もう一つは現在の状態とボクサーとしての充実度の違い

コンスタントに試合をこなし今年 世界王座を奪取したクロフォード

試合の度に間隔が空きプロモーターとの確執や家庭内の警察沙汰でブランクを作るガンボア

ガンボアは自分のキャリアを自分で止めてしまってるので残念です

五輪金メダリストでプロ3階級制覇王者を破ったクロフォードは本格派のボクサー

ライト級の他の団体の王者との試合が観てみたいなと思います。