初めてミルコを見たのは1999年のマイク・ベルナルド戦
強靭な身体、バランス、パンチ力、一撃必倒の左ハイキック、強いなと釘付けになりました
きっと上がってくる選手だと感じた直感通り、その後 ミルコは一気にK-1で台頭した
そして2001年 ミルコは自分の中の常識を壊した
強打を持ったストライカーも総合格闘技系の選手には勝てない、捕まったら終わり
そう思っていた、ミルコが藤田と初めて総合ルールで戦った時も勝てないだろうと思った
しかしミルコは藤田のタックルを何度も切り膝を合わせ裂傷を負わせ続行不能に追い込んだ
その試合からミルコは世界最高峰の打撃を持ったMMAファイターに進化していった
試合を見る度に自分の思い込みは壊れていった
ヒョードルやノゲイラとの戦いは本当に見応えのある試合は最高だった!
強敵達との戦いを潜り抜け2006年 PRIDE無差別級GPを勝ち抜き総合タイトルを手にした
自分はボクサーだったので打撃出身選手がPRIDE王者になった事が誇らしく感じました
立ち技のトップ選手が本格的なMMAファイターに進化した初めての例ではないかと思う
UFC参戦は全盛期を過ぎていたり怪我で結果を出せなかったがミルコの
戦い続ける姿勢は同じ格闘技者として素晴らしいと思う
2011年 キックボクシングに復帰してK-1 WORLD GP2012で優勝
K-1初参戦の1996年から17年経って38歳で初のK-1世界王者になった
元々K-1で強くなった選手が異種の分野で世界王者になった後に戻ってきて
再度挑戦し世界王者になるというのも珍しい例ですね
ミルコももう若くないのでもう現役としては晩年だろう
でもミルコは数々の激闘で夢を見させてくれた選手だった
左ハイでK-1でも総合でも豪快に倒すミルコが自分は好きでした。
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