6/22 米国カリフォルニアで行われたBOXING世界ランカー対決
メイウェザーとも戦った4階級制覇ゲレーロの13ヶ月ぶりの再起戦
相手は日本のOPBFウェルター級王者 亀海喜寛
共にウェルター級世界ランカーとはいえ実績には大きな差がある
亀海選手にとっては間違いなくチャンスであり挑戦の試合
試合は序盤から亀海選手がガードを上げて前進しゲレーロに迫った
しかしゲレーロがキレのある左ストレート、左アッパーで突き放す
亀海選手 怯まず前進し右ストレート、左フック、右アッパーと力のあるパンチを打ち込む
前半はゲレーロの技術とタイミングで前に出切れなかった亀海選手だが
中盤から更に圧力を強めてパンチを食らいながらも自分の強打もゲレーロに叩きつける
亀海選手の前に出る気迫をゲレーロが抑え込めなくなってきて試合は乱打戦気味に
目を腫らし鼻血を出しながら強打を振るう亀海のパンチでゲレーロの左目が腫れてくる
世界のトップクラス ゲレーロに亀海選手の力が届きかけてる事に胸が熱くなりました
終盤も打ち合ったが要所でゲレーロがカウンターでヒットを奪う
試合は12回判定でゲレーロが勝利
ギリギリのところで力を発揮する強さはゲレーロの経験してきた修羅場の数の多さが生むモノ
ゲレーロと亀海 二人の差はそんなに大きくなかったがその経験の差が大きい
これから日本人が中量級から重量級で世界を目指すならその差を埋める事が必要不可欠
しかし それは今回の亀海選手の様に挑戦する事から始まるし、それが全て
亀海選手の戦いを見てそれは出来ない事ではないと自分は感じました
重いクラスでも日本人でもやれるという可能性を感じさせてくれた試合でした。
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