5月 3階級制覇を狙いIBF王者アムナットに挑み敗れプロ初黒星となった井岡一翔が昨日 後楽園ホールで再起戦でした
相手はWBA14位 パブロ・カリージョ
現役世界ランカーとのハードな再起戦も結果は10R判定で井岡が勝利
3階級制覇 再挑戦に向けて前進した
今回の試合 初回で井岡選手の変化に気付いた
前傾姿勢で重心が低い、以前よりファイターに近いスタイルになっていた
そこからのジャブ、左右ボディからの顔面への右フックと打ち込み中盤から後半 カリージョを追い詰めた
しかし、井岡選手の動きに違和感を感じた
前傾姿勢にしたせいかパンチの繋がりが悪く以前より回転が遅い、手数も勝負所でも増えない
明らかに変更したスタイルに順応しきれていなかった
ファイター型が悪いとは言わないが井岡選手は一発のパワーで倒すタイプではない
キレとタイミングで倒すタイプのボクサーなので距離が近すぎると強さは半減すると自分は感じてます
昨日の試合 中間距離で機能してたパンチはジャブだけであとはボディやフックの至近距離のパンチだった
もし ファイター型でいくのなら手数をもっと増やしジャブからの繋ぎや回転を上げなければ厳しいと思います
フライ級の世界王者は強豪揃いでまさに群雄割拠
WBC王者 ロマゴン WBA(S)&WBO統一王者 エストラーダ WBA(R)王者レベコ IBF王者 アムナット
これから強豪王者に挑み勝つには更なるレベルアップが必要になる今 スタイル改造は吉か、凶か
世界2階級を制してきた井岡一翔でさえも簡単にはいかないであろうフライ級王座奪取
今 ボクサーとして正念場に立たされてる井岡一翔の更なる進化に期待したいと思います
2階級を制してきたボクサー型と今 試行錯誤してるファイター型がMIXされて幅が広がれば面白いなと思います。
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