9/5 W世界戦のアンダーカードで行われた村田選手 プロ5戦目
相手はメキシコ ミドル級王者 アドリアン・ルナ
結果は10R判定で村田選手が勝利
しかし プロ入り初の判定決着となり内容も課題が多く見つかるものとなった
今回の村田諒太は初回から何かがおかしかった
動きは固くパンチは上下の打ち分けも少なく大振り気味
前回までのボクサーファイター型に近い技術とパワーの合わさった動きは見られなかった
試合中 何度か強打を打ち込みルナの動きを止めてまとめる場面を作ったが後が続かなかった
力んだ攻撃を繰り返したのとルナの細かい連打をもらい後半失速
パンチ力やフィジカルの差でルナを押し込み勝利したが今回の村田選手には進歩は感じなかった
柔軟な相手に苦戦した2戦目に逆戻りしたかの様でした
個人的には今回 村田選手はコンディションが良くなかったのではないかと思います
試合前の恒例の米国キャンプで不調を報じられましたがそれを解消する事なく試合に臨んでしまったのではないか
体調が悪い様に見えなかったが前戦までより表情や動きから自信は感じなかった
試合を見ていて一番そこに違和感を感じた
アスリートは誰でも調子が上がらないスランプの様な時期はあります
そこで大事なのはその原因をしっかり理解する事です
村田選手の場合は今回は試合前からの不調を引きずってしまったメンタル的なモノなのか
それともアドリアン・ルナの技術に振り回されて消耗してしまったのか
そこをしっかりと理解して改善しなければ村田選手は6戦目へのスタートを切れないし世界は遠退くでしょう
プロ入り初の試練となりましたが勝って次に繋がった事を好機と考えて次戦で更に強くなって戻ってきてほしいですね
村田選手が目指す今のミドル級の頂点は日本人がなかなか体感する事すら出来ない高み
五輪を制した精神力でこの試練の局面を突き抜けて世界へ駆け上がってほしいと思います
村田選手ならそれが出来ると自分は思います。
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