5/1 東京で行われたダイヤモンドグローブ・スペシャル
メインはミドル級世界ランカー対決
WBC7位 村田諒太 vs WBO15位 ダグラス・ダミアオ・アタイデ
結果は5回TKOで村田選手 勝利
初回から高いガードから左ジャブを打ち込みながら前進する村田選手をアタイデが動きながら柔軟なパンチで迎撃する展開
アタイデはどんな距離でも柔軟に手を出して細かいパンチをヒットする
村田選手のパンチにも臆せずに自分のボクシングをするあたりはさすが世界ランカーといえる選手
村田選手は今までもアタイデの様な技術力のある選手に苦戦した事もあった、しかし今回は違いました
今回は最近の試合より序盤から踏み込みが深く当てるではなく倒しにいくパンチを振っていた
表情も今回は笑顔はなく入場前から人が変わったかの様にピリピリと緊張感を漂わせる感じだった
細かいパンチを食らっても前進して上下に力のあるワンツーフックを振るい続ける
その戦いぶりは「今回は何か起きるかも」と思わせる何かがあった
そしてそれは現実になる、5R ワンツーをボディに打ち込みアタイデのガードが下がった瞬間 顔面に右フック一閃
強打を直撃されたアタイデは崩れ落ちる様にダウン
立ち上がるもダメージは深く村田選手の左右の強打を追撃されてなぎ倒されたところでレフェリーストップ
村田選手 見事なKO劇で7連勝を飾り世界戦へ一歩前進した
今回の村田選手からは倒してやろうという強い意思を感じて、それが村田選手のボクシングの攻撃力をアップさせた
この変化は世界へ近づいてきた村田選手には必要な変化
ミドル級の世界トップクラスに必要なのは技術やスピードだけではなく暴力的ともいえるパワーが絶対条件
今回はその片鱗を村田選手に観る事が出来た試合で今後が楽しみになりました。
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