5/1 ラスベガスで行われたWBO世界ライト級王座決定戦
WBO2位 粟生隆寛 vs WBO5位 レイムンド・ベルトラン
粟生選手 世界3階級制覇がかかった試合ですがベルトランが計量をクリアできず粟生選手が勝った場合のみ新王者という試合に
最近 計量失敗が本当に多い、試合前から残念な気持ちになります
粟生選手にしっかり勝ってもらいたいと思いましたが結果は残酷なモノに
2回TKOでベルトランが勝利、WBO世界ライト級王座は空位に
リングに上がった瞬間 感じたのはかなりの体格差
フェザー級から上げてきた粟生選手とライト級でずっと戦ってきたベルトラン
更に今回 体重を落としきれなかったベルトランとの差は普段以上だったはず
試合が始まるとパワーの差は歴然、初回からベルトランの重いパンチで粟生がぐらつく
粟生も速いパンチを返して応戦するがベルトランのパワーに押されて普段の技術的なボクシングが機能しない
2R 前進するベルトランの右に粟生が左のカウンターを合わせようとしたがベルトランの右が直撃して粟生 ダウン
このダウンで勝負は決まってしまった
立ち上がったがダメージ深い粟生にベルトランは左右の連打を浴びせる、食らってのけぞる粟生を観てレフェリーが試合を止めた
リング上での強さはベルトランが上回った、普段なら強かったと拍手を送りたい
しかし ベルトランは体重を落とさなかった、ボクサーとして誠実だったのは粟生選手
日本人としてとても悔しい思いが残った試合でした
最近 体重超過で勝者も称えたくない様な試合が多くて何とも言えない気持ちです
体重超過をした選手への罰則をしっかりして無くなる様にしてほしいと心から願います。
0 件のコメント:
コメントを投稿