2014年7月2日水曜日

6/28 クロフォードvsガンボアに見た勢いの差

6/28 米国で行われたWBO世界ライト級TM テレンス・クロフォードvsユリオルキス・ガンボア

3月に無敗のまま世界王座を奪取したクロフォードは初防衛戦

ガンボアはWBA・IBF世界フェザー級王座、WBA世界Sフェザー級暫定王座
WBA世界ライト級暫定王座と三階級制覇をしてクロフォードに挑んだ

二人とも23勝16KO無敗と戦績も同じという事でも注目の試合でした

結果は9回TKOでクロフォードがガンボアを下し初防衛に成功

4Rまではガンボアがポイントリード

しかし 5R クロフォードが右フックを打ち込みダウンを奪い形勢逆転

その後 体格差に勝るクロフォードがスイッチを繰り返しながら
パンチを打ち込みながらガンボアにプレスをかける

8回にクロフォードがカウンターの左フックで2度目のダウン

9回 前に出るガンボアにクロフォードが左フックで3度目のダウンを奪い
立ってきたガンボアにクロフォードの右アッパーで4度目のダウンでTKO

クロフォードが勝った要因はいくつもありました

まず体格差

フェザー級から上げてきて小柄のガンボアと本物のライト級の体格を持つクロフォードの差

パンチ一発一発の重みが違いましたしガンボアはスピードで押さえ切れなかったですね

もう一つは現在の状態とボクサーとしての充実度の違い

コンスタントに試合をこなし今年 世界王座を奪取したクロフォード

試合の度に間隔が空きプロモーターとの確執や家庭内の警察沙汰でブランクを作るガンボア

ガンボアは自分のキャリアを自分で止めてしまってるので残念です

五輪金メダリストでプロ3階級制覇王者を破ったクロフォードは本格派のボクサー

ライト級の他の団体の王者との試合が観てみたいなと思います。

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