11/8 米国 WBA・IBF・WBO世界Lヘビー級王座統一戦
WBA&IBF王者ホプキンス 対 WBO王者コバレフ
前戦でWBA王座を吸収した2冠王ホプキンスの3冠狙いの標的はWBO王者コバレフ
ホプキンスはこの試合に勝てば世界王者のまま50歳を迎えるのが確定する
しかし クラッシャーと呼ばれるコバレフのロシアンパワーは世界最高のベテランの叡智を粉砕した
結果は1Rにダウンを奪い、その後もフルラウンド 圧倒したコバレフの大差判定勝ち
試合が始まってすぐナチュラルのパワーの差がハッキリと解る
今回のホプキンスは動くのではなくコバレフの圧力に動かされてしまう
ディフェンシブに戦いながらも時おりパンチを返すがコバレフのパワーにすぐ押し返される
幾多の強者を惑わせて狂わせてきたホプキンスの技術や距離感が全く通じない
そうなるとサイズやパワーで上回る相手を抑える手段がない
二人の戦いを見ていて技術や経験は間違いなく大事だが力や若さという点も改めて大きな要素だと感じた
12R戦いきったがほとんどいい所がなく敗れたホプキンスは今後どうするのか
個人的には引退した方がいいのではないかと思う
年齢的にもこれ以上は危険だし怪我では済まなくなる
後進にチャンスを与える立場でボクシングに関わってほしいと思います
逆にエイリアンと呼ばれる老雄を下し3冠王になったコバレフは残るWBC王者スティーブンソンを狙うのか
ホプキンスが敗れた事で新しく動き始めたLヘビー級勢力図が今後どうなるか楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿