12/6 両国国技館で行われたWBC世界フライ級TM 八重樫vsエドガル・ソーサ
八重樫選手はWBAミニマム級王者となりWBC王者 井岡選手との統一戦に惜敗後
2階級上げWBCフライ級前王者 五十嵐選手を攻略、2階級制覇 今回が2度目の防衛戦
エドガル・ソーサはライトフライ級で世界王座を10度防衛した元王者で世界的強豪
WBCフライ級1位になってからも元世界王者を2人倒す等の磐石の強さで今回の世界戦を迎えた
実績で見たらソーサ有利は仕方ない、八重樫選手は間違いなく最高に厄介な相手を迎えた
しかし 試合が始まるとソーサは八重樫選手のスピードについていけず
追いかけて前に出た所に動きながらのジャブやカウンターを被弾しポイントを奪われる
大差判定3−0で八重樫がソーサを下し2度目の防衛成功
この勝負を見て日本と海外のボクシングの違いを強く感じた
八重樫選手は強い、上手い。しかし2戦連続勝つボクシングに徹した
日本人は海外のビッグネームを迎える時 勝ちに徹する傾向がある
海外の選手は違う、勝つだけでなくボクシングはショービジネスであると強く意識してる
今回のソーサもテクニカルに戦うだけでなく魅せる打ち合いをしながら世界的強豪になった
ソーサは八重樫があそこまで動き続け勝ちに徹するとは思わなかっただろう
彼らは打ち合いで客を盛り上げる事も当たり前だと叩き込まれてきているからだ
八重樫選手はソーサに勝った。しかしこの勝ち方では世界的評価は上がるとは言い難い
日本人がラスベガスでPPVになる様な試合が出来ない理由はそれが全て
体格や身体能力で劣る日本人が強豪に勝つには必要な戦い方なのかもしれない
でも西岡選手の様に強豪と打ち合い勝利し世界的評価を得る日本人の姿がまた観たい。
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