4/12(日本時間13日) ラスベガスで行われたWBO世界ウェルター級TM
ブラッドリーとパッキャオの1年10ヶ月ぶりのリマッチ
結果は判定3-0でパッキャオがリベンジして世界王座へ返り咲き
展開としては5Rまではブラッドリーが優勢、6R以降はパッキャオが優勢
前半からパッキャオが手数を出して攻めましたがブラッドリーの防御が上手く当たらず
逆にブラッドリーが前回より序盤から積極的に攻めてパッキャオからヒットを奪う
4回には上体でフェイントをかけての右フックでパッキャオをぐらつかせる
その一撃でパッキャオの踏み込みは浅くなりましたが連打は変わらず出る
その連打がブラッドリーを捕らえ始めたのが6Rから
ブラッドリーの動きが止まったのもあるがガードの上からでも連打を打ち込む
6R以降は11R以外は全てパッキャオが取ってたと思います
パッキャオの踏み込みが浅くなった事やKO出来ない事を衰えたと危惧する人が多いが
自分はそうは感じません
どんな格闘技も相手によって動きが変わるのは当たり前
パッキャオが前半のままの戦い方だったら深く踏み込んだ時にブラッドリーの
カウンターを食らって沈んでいたかもしれない
それを回避し連打で明確にポイントを取り勝利に結びつけたのはベテランの出来る事
そしてパッキャオの衰えばかりを指摘するがブラッドリーの強さをもっと知るべきだ
ブラッドリーはパッキャオ初戦後もプロボドニコフやマルケスを破り
激戦区のウェルター級で無敗で来たまぎれもない本格派
今回の試合もブラッドリーの強さがパッキャオに最高の動きをさせなかったと見る
そのブラッドリーに終始連打で打ち込んでいけたのは今後に対しての収穫といえる
次戦はマルケスとの第5戦になると思うがマルケスのカウンターをかいくぐりながら
連打を打ち込んでいけるかに注目したい
個人的には完全復活とは言えなくてもまだ衰えたとも言えないと感じた試合だったと思う。
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