4/6 WBC世界Lフライ級TMで6戦目の井上尚弥が偉業を成し遂げた
タフなメキシカン王者エルナンデスを序盤から圧倒し6回TKO勝ちで日本史上最短世界奪取
32戦のキャリアがある王者を6戦目の若者が圧倒するというのは衝撃的だった
その位に井上選手のスピード、パワー、技術、全てが圧巻だった
しかし すんなり勝った訳じゃない
3回終了時点で減量の影響から左足がつるアクシデントで動きが止まる
パニックになりかけたが4回から覚悟を決めて王者と打ち合った
接近戦が得意な王者のパンチを被弾する場面が増えた
それでも真っ向から打ち返し流れは渡さなかった
そして乱打戦になりかけた6回、井上が振り抜いた打ち下ろしの右が王者の顎を直撃
井上選手の足以上のダメージを抱えていた王者の粘りを断ち切る気迫の一発だった
圧倒した序盤の動きよりも5~6Rの打ち合いに出た井上選手の方が素晴らしかったと思う
技術だけでなく気迫でも上回った井上選手が6回KOで王者を倒し日本史上最短世界王座奪取
記録だけでなく内容的にも素晴らしい世界王座奪取だった
辰吉丈一郎が8戦目、井岡一翔が7戦目、そして井上尚弥が6戦目
記録とはいつか破られるモノであるが記録が破られる度に日本ボクシング界のレベルも上がった
今回の最短記録更新は元プロボクサーとして本当に尊敬に値する偉業で心から拍手を送りたい
世界王者となった井上尚弥が今後どこまで飛躍するのかが楽しみです。
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