3/8(日本時間9日) ラスベガスMGMで行われたエリミネーター 荒川vsリナレス
日本のジム所属の選手同士がラスベガスでエリミネーターを行うというのは凄い事です
試合は判定3-0でリナレスが荒川を下しWBC世界ライト級王座への挑戦権を得た
試合を見た感想は日本人のボクシングを世界仕様のボクシングが凌駕したという感じだろうか
ガードを固め前進し気迫で強打を打ち込んでくる荒川にリナレスはスピードと技術で対応
前に出て攻勢をかけてるのは荒川でも確実にパンチをヒットしポイントを取ってるのはリナレス
荒川選手も強いのは確かだが気迫の前進だけでは限界がある
二人の戦い方にキャリアの種類の違いを見た
荒川選手は新人王、日本王座、OPBF王座と日本でキャリアを積み
日本人に多い気迫を全面に出して戦うスタイルで世界にアタックしている
リナレスは母国ベネズエラでアマ王者となり日本でプロデビュー
早くから海外戦を経験し世界2階級制覇を成し遂げ挫折を越え3階級制覇を目指している
世界のトップレベルで勝てるボクシングをずっと経験してきたのはリナレスだった
その差が今回の対戦で顕になった
気迫や根性はとても大事、しかしそれだけでは勝てない
そこに技術が加えられて初めて気迫や根性が更に活きるのだと思う
日本人は特に外国人との技術の差を気迫や根性で埋めようとする節があるが
それでは足りないんだという事に気付かなければいけないと思う
心技体の中で日本人は心と体は元から強いのでこれからは技を伸ばしてほしい
これは選手だけでなく指導者も含めた日本ボクシング界全体の課題だと思う
いつの日かラスベガスで本場のボクサーを技術でも圧倒する日本人ボクサーが観たい。
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