2014年9月21日日曜日

UFC JAPAN 2014 ハントvsネルソン

9/20 埼玉SAで行われたUFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014

メインはヘビー級ランカー対決 8位 マーク・ハント vs 9位 ロイ・ネルソン

結果は2回KOでハントが勝利

殴り合いでのKOが多い両者なので真っ向勝負の打ち合いになるかと思いましたが実際は少し違いました

ハントは常に突っ込みすぎず自分の距離で戦ってました

ハントは右ロー、左ミドル、フック強振 ネルソンはパンチで攻めながらタックルでテイクダウンを狙う

お互いパンチを強振し合う展開でも落ち着いて自分の距離でパンチを打ち込んでたのはハント

次第にハントのパンチのヒット率が上がっていきネルソンはダメージが蓄積していく

2Rに入ると更に流れはハントに傾きネルソンはダメージからか後退していく

そしてハントが左ジャブ連打でケージ際に追い詰めて豪快な右アッパーがネルソンの顎に直撃

打ち合いにはならずハントの完勝でした

ハントの動きを見ていてK-1で戦ってた時とUFC参戦後の動きの違いを感じました

K-1の頃は豪腕に任せ打ち合うのみでしたがUFCではテイクダウンがあるので間合いを取り無駄打ちをしてない

昔よりローやミドルの蹴りも出る様になった

相手のタックルに対しての防御も上手くなり今回もネルソンのタックルもよく切ってました

今回のヘビー級巨漢対決は技術的に向上したハントの完勝でした!

ハントのUFCヘビー級上位ランカーとの対戦や王座挑戦実現に期待ですね。

2014年9月17日水曜日

9/16 井岡一翔 再起戦

5月 3階級制覇を狙いIBF王者アムナットに挑み敗れプロ初黒星となった井岡一翔が昨日 後楽園ホールで再起戦でした

相手はWBA14位 パブロ・カリージョ

現役世界ランカーとのハードな再起戦も結果は10R判定で井岡が勝利

3階級制覇 再挑戦に向けて前進した

今回の試合 初回で井岡選手の変化に気付いた

前傾姿勢で重心が低い、以前よりファイターに近いスタイルになっていた

そこからのジャブ、左右ボディからの顔面への右フックと打ち込み中盤から後半 カリージョを追い詰めた

しかし、井岡選手の動きに違和感を感じた

前傾姿勢にしたせいかパンチの繋がりが悪く以前より回転が遅い、手数も勝負所でも増えない

明らかに変更したスタイルに順応しきれていなかった

ファイター型が悪いとは言わないが井岡選手は一発のパワーで倒すタイプではない

キレとタイミングで倒すタイプのボクサーなので距離が近すぎると強さは半減すると自分は感じてます

昨日の試合 中間距離で機能してたパンチはジャブだけであとはボディやフックの至近距離のパンチだった

もし ファイター型でいくのなら手数をもっと増やしジャブからの繋ぎや回転を上げなければ厳しいと思います

フライ級の世界王者は強豪揃いでまさに群雄割拠

WBC王者 ロマゴン WBA(S)&WBO統一王者 エストラーダ WBA(R)王者レベコ IBF王者 アムナット

これから強豪王者に挑み勝つには更なるレベルアップが必要になる今 スタイル改造は吉か、凶か

世界2階級を制してきた井岡一翔でさえも簡単にはいかないであろうフライ級王座奪取

今 ボクサーとして正念場に立たされてる井岡一翔の更なる進化に期待したいと思います

2階級を制してきたボクサー型と今 試行錯誤してるファイター型がMIXされて幅が広がれば面白いなと思います。

2014年9月15日月曜日

9/13 BOXING メイウェザーvsマイダナ 2

9/13(現地時間)にラスベガスで行われたBOXING世界戦 メイウェザーvsマイダナ 2

メイウェザーの持つWBCとWBAの世界ウェルター級王座とWBC世界Sウェルター級王座の3冠がかかった世界戦

前回 5月の対戦ではポイント的にはメイウェザーでしたがロープに詰められる場面も多く
印象的には快勝とはいえずダイレクトリマッチとなった因縁の決着戦

注目のリマッチでしたが蓋を開ければ見えたのはPFPキング メイウェザーの強さでした!

今回は序盤から常に足を使い簡単にロープに詰めさせない

そして上下にジャブを打ち込みマイダナの前進を止めて、それでも入ってくるとカウンターで迎撃

今回の試合は5月の試合よりカウンターの精度が高くマイダナが強引に入っていけない

ロープに詰められた時も5月の試合と違い上体だけでなく足も使い時にはクリンチもしてすぐ体を入れ替えて回避

攻撃もジャブだけで終わらず序盤から重点的にボディを攻めて終盤11Rも左右ボディを効かせマイダナの動きを止める

前回の試合を基にマイダナ対策をかなりしっかりしてた感じでしたね

メイウェザーは対応力や学習能力が高いのでやはりリマッチに強い

マイダナの強さは相討ち覚悟で突進し強打をねじ込むブルファイト
その良さは相手をロープに詰める事で最大限発揮される

しかし、今回はメイウェザーの技巧により突進を封じられ多くの時間、中間距離での戦いを強いられた

中間距離での技術はメイウェザーのが遥かに上なのでマイダナは多くのポイントを失いダメージを負った

改めてメイウェザーの総合力の高さを痛感したのとマイダナの突進戦法の様になかなかいない型でも
2度目はメイウェザーには通じないんだなというのも感じた試合でした

マイダナは前進してもパンチが当たらずロープに詰めたらクリンチで止められ要所でジャブやカウンターが
飛んでくる展開で追うファイター型が一番ストレス溜まる展開に追い込まれてました

やはりメイウェザーはさすがPFPキングだなと思ってしまう試合でした

現時点では世界一のブルファイターと言ってもいいマイダナに連勝して改めて最強を証明したメイウェザー

引退まであと2試合 誰と戦うのか

一ファンとして楽しみに待ちたいと思います。

2014年9月13日土曜日

吉田沙保里 世界V15

11日 ウズベキスタンで行われたレスリング世界選手権で吉田沙保里選手が53kg級で優勝

これで世界選手権12連覇、アテネ、北京、ロンドンと五輪3連覇を加え15度目の世界一

更に今までの55kg級がなくなり53kg級に転級しても変わらずの強さを見せつけた

12年で15度の世界一、本当に素晴らしい事です

20歳で世界一になり12年、レスリングの世界では知らない者はいないベテランであり強豪

年々育つ世界中の若手にも負けず高き壁として君臨し続けてる

12年経ち32年経ち競技者としても、プライベートでも色々な変化があったはず、良い事も辛い事も

しかし吉田選手はどんな変化にもブレず結果を出し続けてきた

その強靭なメンタルは人としてもアスリートとしても尊敬に値する

どの世界でも世界一になるのは難しいが更に難しいのは世界一の地位に居続ける事

その困難な事を成し遂げ続けている吉田選手を同じ日本人として心から尊敬する

吉田選手が2016年 リオ五輪、2020年 東京五輪とどこまでいくのか個人的に楽しみです。

2014年9月10日水曜日

10/4 VTJ 6th リオン武 vs ISAO

10/4 大田区総合体育館で行われるVTJ 6th

その中で個人的に注目カード

元修斗世界ライト級王者 リオン武 vs パンクラス ライト級王者 ISAO

ISAOはキング オブ パンクラシストとして連戦連勝でパンクラスのエースと言われる存在

3月には修斗世界ウェルター級王者 弘中を下し団体王者対決を制している

対するリオンは修斗世界ライト級王者となり数々の激闘を制し海外での試合も経験してるベテラン

しかし現在4連敗中で崖っぷちの状態

予想は間違いなくISAOが有利

この試合はリオンの頑張り次第で大きく変わると言える

だからこそ注目はリオン

34歳になったリオンは引退をかけ26歳の若き王者ISAOに挑む

試合の勝ち負けではなく現役でいられるかどうかを懸けての勝負

そういう立場の人間の気迫や執念は時に普通ではありえない力となる

そういう戦いをリオンに期待したい

若き王者が経験した事のないモノをぶつけてほしい

そういうベテランにしか出せない力や技が格闘技にはある

その位の気迫がないとリオンはISAOの若さの勢いに倒されるだろう

リオンの数々の激闘を見てきた者としてはもう一度猛々しい姿が見たい

10/4 強敵を打ち倒していた時の様なリオンが戻ってくる事を願う。

2014年9月8日月曜日

9/5 BOXING 村田vsメキシコ王者ルナ

9/5 W世界戦のアンダーカードで行われた村田選手 プロ5戦目

相手はメキシコ ミドル級王者 アドリアン・ルナ

結果は10R判定で村田選手が勝利

しかし プロ入り初の判定決着となり内容も課題が多く見つかるものとなった

今回の村田諒太は初回から何かがおかしかった

動きは固くパンチは上下の打ち分けも少なく大振り気味

前回までのボクサーファイター型に近い技術とパワーの合わさった動きは見られなかった

試合中 何度か強打を打ち込みルナの動きを止めてまとめる場面を作ったが後が続かなかった

力んだ攻撃を繰り返したのとルナの細かい連打をもらい後半失速

パンチ力やフィジカルの差でルナを押し込み勝利したが今回の村田選手には進歩は感じなかった

柔軟な相手に苦戦した2戦目に逆戻りしたかの様でした

個人的には今回 村田選手はコンディションが良くなかったのではないかと思います

試合前の恒例の米国キャンプで不調を報じられましたがそれを解消する事なく試合に臨んでしまったのではないか

体調が悪い様に見えなかったが前戦までより表情や動きから自信は感じなかった

試合を見ていて一番そこに違和感を感じた

アスリートは誰でも調子が上がらないスランプの様な時期はあります

そこで大事なのはその原因をしっかり理解する事です

村田選手の場合は今回は試合前からの不調を引きずってしまったメンタル的なモノなのか
それともアドリアン・ルナの技術に振り回されて消耗してしまったのか

そこをしっかりと理解して改善しなければ村田選手は6戦目へのスタートを切れないし世界は遠退くでしょう

プロ入り初の試練となりましたが勝って次に繋がった事を好機と考えて次戦で更に強くなって戻ってきてほしいですね

村田選手が目指す今のミドル級の頂点は日本人がなかなか体感する事すら出来ない高み

五輪を制した精神力でこの試練の局面を突き抜けて世界へ駆け上がってほしいと思います

村田選手ならそれが出来ると自分は思います。

2014年9月7日日曜日

9/5 BOXING世界戦 井上vsサマートレック

9/5 W世界戦のセミ WBC世界Lフライ級TM 王者 井上vs13位 サマートレック

結果は11回TKOで王者 井上選手が勝利、初防衛に成功

試合内容は井上選手の完勝でした

初回からサマートレックにテンポよくジャブ、ワンツー、左フック、左ボディと打ち込む

サマートレックが打ってくるとフットワークで外したりブロックでヒットを許さない

攻撃力高い王者 井上選手ですが上下の連打の中に組み込む左ボディはやはり強いですね!

4Rに右フック、6Rに左ボディでサマートレック ダウン

上でも下でもダウン取れるパンチの多彩さは井上選手の強み

序盤からサマートレックにダメージありましたが試合が長引いた要因は2つ

減量苦の影響で井上選手の動きが中盤から落ちた事とサマートレックの頑張り

明らかに完全じゃない状態で世界戦を戦うのは大変ですが今回は井上選手がそれを理解して
抜く場面は力を抜いて戦ってたのは上手かったし対応力高いですね

その対応力の高さが井上選手の一番の強さかなと思います

完全じゃない状態で試合をあれだけ支配できる事が凄いなと思いながら観てました

タフなサマートレックをしっかり倒して初防衛に成功した井上選手は王者を返上しフライ級に上げる意向

フライ級には強い王者ばかり

WBCは八重樫を倒したロマゴン WBA&WBOはエストラーダ IBFは井岡を下したアムナット

猛者揃いのフライ級に割り込んで王座を奪ってほしい

個人的にはロマゴンvs井上尚弥が凄く観たいです!