2013年11月3日日曜日

野村忠宏に感じた躍動感

柔道 五輪3連覇の野村忠宏が今年の講道館杯全日本体重別選手権を怪我により辞退した

アトランタ、シドニー、アテネで史上初の柔道3連覇を成し遂げた野村選手の柔道は凄かった

強靭な肉体から繰り出される技は躍動感があり力と速さが溢れていました

初めて野村選手を見た時に他の柔道家とは違う何かを感じました

投げ技とは思えない鋭利な瞬発力、打撃に似た破壊力を帯びていました

未だに他の柔道家には感じた事のない感覚でした

野村選手は練習もしっかりしていると思いますが集中力が増した状態の時は
一瞬の閃きの様なセンスフルな柔道でそういう時は手がつけられませんでした

その野村選手も北京五輪の代表を逃してからは選手として苦しい時期が続いてます

復活を期していたはずの講道館杯の出場断念はかなり痛いアクシデント

スポーツや格闘技の選手に必ず訪れる衰えという名の落日

頭では理解していてもいざそれを目の当たりにするのは心苦しいものです

個人的感情で言えば野村選手のもう一度輝く姿が観たいです。

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