2014年1月28日火曜日

3/8 HIROYA 王座獲りへ挑む

3/8 Krush39で65kg級初代王座決定トーナメントで王座獲りに挑むHIROYA

K-1で天才と呼ばれデビューしてK-1甲子園で優勝した頃 初めて彼を見ました

周りが言う程 強いと思わなかった、同年代の選手より多少打撃力がある位の印象でした

高校を卒業してタイから帰国して大人の選手と闘い始めてから壁に当たってる感じがしました

大事な試合、本当に強い選手には勝ってない

パワーはあっても技術力が低い印象だけが残ったままでした

しかし前回の1/4の初代王座決定トーナメント初戦のKO勝ち映像を見て印象が変わりました

身体能力に頼った少年ではなく技術も持った大人のキックボクサーになっていました

挫折や停滞を経て積み重ねてきたモノが花開き始めた、そんな風に感じました

負けて腐る選手にそういう成長はない、HIROYA選手は止まらなかったんでしょうね

正直65kg級初代王座決定トーナメントにあまり興味なかったですが急に気になり始めました

自分の経験上でもありますが挫折や停滞を越えて成長した選手は強い

今のHIROYA選手なら王座獲れるかもしれないと思います

子供だったK-1のHIROYAではなくKrushのHIROYAになって更に成長してほしい

3/8 22歳の青年の闘いに注目したいです。

2/14 Krush63kg級王者vs欧州5冠王

Krush63kg級王者 山崎秀晃選手が2/14 欧州5冠王モハメド・ギャラウィーと対戦します

山崎選手 前回は1位挑戦者 木村選手との防衛戦でしたが前々回はISKA世界王者と対戦

国内外の強豪と積極的に対戦してるイメージがあります

今回の試合の発表会見での山崎選手の言葉

「海外の強豪もたくさん倒してKrushのベルトを世界一のベルトにする」

こういう考え方 嫌いじゃないですね

Krushは2008年に旗揚げされてまだ6年目の国内の新興団体といえる

でも若い団体だからこそ評価はこれから上げる事が出来る、老舗団体にはない部分ですね

Krushの歴史を今 作っている現役選手達のモチベーションにもなってるかもしれない

格闘技だけでなくスポーツ全般は国内の選手達が本場外国に出ていくのが主流の現在

しかし 逆のパターンもあったら面白い

海外の強豪達が日本の団体の王者との対戦を望み進んで来日する

海外の強豪と日本のトップが対等になればそういう未来もきっとあると思うし
山崎選手の言う事はそれを実現したいという事

そうなれば国内の格闘技人気もまた上がり良い効果を生むはず

山崎選手の言う理想が現実になる日が来る事を強く願う。

2014年1月27日月曜日

4/12 パッキャオvsブラッドリー 再戦

2012年6月9日に戦い判定が物議を醸したパッキャオvsブラッドリーの再戦が決定

4/12 場所は前回と同じラスベガス

このリマッチはやるべきだと思っていた試合

前回はブラッドリーが判定で勝利を手にしたが判定で決定打となる部分が解らなかった

試合は前半からパッキャオが手数とスピードでポイントを奪ったが終盤失速

それに乗じてブラッドリーが終盤挽回

しかし 終盤に挽回したポイントはパッキャオが前半から中盤に奪ったポイントを超えてたか?

自分にはそうは見えなかった

ブラッドリーもダウンする様な一撃は許さなかったがヒット数はパッキャオが上

2−1でブラッドリーの勝利となったがドローかパッキャオ勝利かと思った

判定の基準がどこにあるのか解らない判定が最近多い気がする

リマッチではどちらが勝つにせよスッキリとした形での決着が観たい

この試合に勝って初めてパッキャオは復活と言えるのではないかと思う。

2014年1月21日火曜日

元ルンピニー王者 MA日本王座獲得

1/19 MA日本フェザー級TMに元ルンピニー2階級王者が出場

元ルンピニーバンタム級&Sバンタム級王者でMA日本フェザー級1位 マキ・ピンサヤーム

対するは国内キック3団体でランクに入るリョウ・ペガサス

ルンピニーを制した選手が日本の団体の王座戦に出るというのが面白いので気になってました

試合はピンサヤームが圧勝で第20代MA日本フェザー級王者に

リョウの出すローやパンチをかわしながらマキの肘が入りリョウが眉間から流血、TKO

注目はしてたけど結果はこうなるだろうと思っていました

やはりルンピニー2階級王者 経験値、実力が違いすぎました

しかしタイでは引退して真樹ジムでトレーナー兼選手をしてる選手が日本ランカーに圧勝

本場で勝ち抜いてきたタイ人は老いて第一線を退いても強いんですね

ルンピニーやラジャダムナンのトップはまだまだ日本人の想像を絶する世界ですね

日本の若手にはピンサヤームの様な選手はまだ高い壁でしょう

個人的には元ルンピニー王者といえど全盛期を完全に過ぎた選手なので
倒して引導を渡す様な日本人の若武者が現れてほしいなと思います。

2014年1月19日日曜日

日本人同士世界戦� 畑山vs坂本

ボクシングの日本人対決は今まで良い試合は幾度となくあった

その中でもこの試合を一番だと挙げる人も多いかもしれない

WBA世界ライト級TM 畑山隆則vs坂本博之

二階級制覇を達成したリング上から畑山隆則が呼び掛けて実現した一戦

共に日本ボクシング界の人気選手だけに大きな話題となった

この試合ほど盛り上がる事が解っていた試合も珍しい

真っ向勝負が売りの強打者 坂本に畑山は必ず打ち合いを仕掛けると誰もが感じていた

畑山はただ防衛するだけではなく誰もが興奮する試合を求めていた

坂本も4度目の世界挑戦で最後のチャンスと気合十分

試合は開始から真っ向勝負の打ち合い

試合開始から会場のボルテージも最高潮

打撃戦の中で畑山がパンチの正確性と連打で上回り主導権を握る

そして迎えた10R 畑山のワンツーが坂本のテンプル直撃で畑山がTKO勝ち

勝敗はついたが両者共に称えられたこの試合は年間最高試合に選ばれた

勝った畑山も負けた坂本も持ち味を発揮した試合

またこんな強者同士の熾烈な真っ向勝負が観たいと願います。

2014年1月16日木曜日

1/13 修斗 佐々木 ZST王者に一本勝ち

1/13のプロ修斗 友人から録画した映像を頂き昨日観たのですが面白かったです

前環太平洋フェザー級王者 佐々木憂流迦 vs ZSTバンタム級王者 藤原敬典

佐々木選手 見事な一本勝ちで他団体王者を切って落としました

佐々木選手の試合を初めて観たのですが強さだけでなくスター性のある選手ですね

試合内容を見ても可能性を大きく感じさせるモノでした

伸びのある右ジャブ等の打撃で藤原選手を近づけなかったのは大きなアドバンテージでした

距離を制しておいてからのタックル、バックキープからのチョークスリーパー

ラストのスリーパーまでの流れが鮮やかで能力の高さを感じました

試合後のマイクで「他団体王者はこんなもんですか?全部叩き潰します」と豪語

格闘技選手には必要な気の強さをかなり感じました

きっかけがあれば修斗という枠を超えて格闘技界で輝く選手になるのではないかと思いました

活きのいい選手を見れました

2014年1月12日日曜日

観たかった魔裟斗vs五味

2008年 魔裟斗選手が2度目のK-1MAX世界王者になり残り2試合で引退を発表し
総合格闘家 川尻選手にKO勝ちしてラストマッチの相手が確定してなかった頃

魔裟斗vs五味隆典のカードが一時期噂されていました

打撃力に定評のある五味選手が魔裟斗選手の最後の相手になるかもという話でした

結局 宿敵サワーが決まりましたが自分は魔裟斗vs五味が観たかった.....

サワーとの試合は良い試合でした

でもK-1世界王者 魔裟斗vs修斗&PRIDE世界王者 五味の方が面白そうに感じた

歴史上 格闘技界で噂されたけど消えたビッグマッチはいくつもある

色々な事情があるけどそれらが全て実現してたら格闘技界の歴史は大きく変わっていたはず

近年ではボクシング界でのメイウェザーvsパッキャオが例として挙げられる

大きな試合ほど一度チャンスを逃すと狂いが生じて全てのタイミングが合わなくなっていく

魔裟斗vs五味も時期が違えば実現してたかもしれないと思うと残念でならない

二人が戦っていれば両方にKOチャンスのある激しい試合になっていたのかなと思う

今後の格闘技界の発展を願うならジャンルや団体の垣根を超えて大物同士の試合を実現してほしい

考えるだけでゾクゾクする様なメガマッチ実現を心から願う。

2014年1月9日木曜日

川尻 UFCデビュー戦 一本勝ち

1/4 シンガポールでUFCデビュー戦を一本勝ちした川尻選手

相手のソリアーノもMMA8戦無敗だけあって強かったですが川尻選手の気迫勝ち

1Rはタックル切られテイクダウン取れずで大丈夫かなと思いましたが
R終盤 バックからパンチ連打からマウントでの連打を見舞ってペースを取る

そして2R チョークスリーパーで一本

タックル切られてたのでカウンターの膝とか食らわないか心配でしたがさすがベテラン

川尻選手 日本で数々の繰り広げてきましたが頂点には立ってません

UFCフェザー級王座を狙うとの事ですが強敵揃いで険しい道です

トップファイターとの戦いを勝ち抜いて王座に辿り着いてほしい

海外で戦い最高峰の舞台で勝利した川尻選手に心から拍手を送りたい。

2014年1月3日金曜日

12/31 内山・三浦 Sフェザー級世界王者競演

大晦日の東京はSフェザー級日本人ライバル王者が同じリングに上がりましたね

WBC王者 三浦選手の相手は2位のハルドン 3戦連続メキシコからの刺客

激しい試合になると思いきや初回から王者 三浦がハルドンを圧倒

幾度もロープに詰められ上下の連打をもらうハルドン、三浦選手の強打でダメージは確実に蓄積

そして9R ダメージの深いハルドンに三浦の連打が入りTKOで三浦選手 V2

王者 三浦選手 世界奪取から試合ごとに自信を深め豪快さが増してます

WBA王者 内山選手は日本王者で6位 金子選手を迎えV8戦

この試合は全ての場面で内山選手が金子選手を抑え込みリード

経験の差が出たと思いました

内山 10回にダウンも直後の11回に怒濤の連打で流れを渡さず金子を追い詰める強さはさすが

金子選手 気迫を前面に出し善戦しましたが今回は内山選手が一枚上手でした

内山・三浦 両王者とも防衛しましたが当然統一戦の話も出てきてます

前回は内山選手が勝利しましたが今の三浦選手と戦ったら予想はしづらい

三浦選手は前進する戦い方のみなので今後も変わらないと思うが内山選手は戦い方に幅がある

次に戦う時が来れば内山選手の戦い方次第で展開と結果は変わると見ます

その上で自分は内山選手が有利と見ます

統一戦が実現したら実際にどうなるかぜひ観てみたい。

12/31 井岡一翔の気迫と技巧

12/31 井岡一翔と18戦無敗の挑戦者アルバラードとの試合は素晴らしい試合だった

7戦目での世界王座奪取 日本人初2団体統一王者 11戦目での2階級制覇と
井岡選手は今まで多くの記録を打ち立てましたが今回が一番強いなと感じました

アルバラードは強打者でKO狙いでパンチを振るいながら前進してくる

井岡選手なら足を使ってジャブとカウンターで迎撃できたろうにそうしなかった

至近距離での打ち合いを彼は選んだ

多少は被弾したがほとんどの強打をウィービング・ダッキングでかわし
近い距離からカウンター気味にパンチを打ち込んだ

出来そうでなかなか出来る事じゃない

技術+勇気がなければあの戦い方は成功しない、一発食らえば即ピンチと隣り合わせ

KO出来なくてもフルR戦い明確な差をつけた勝利に世界王者の凄みを見ました

アルバラードの右目は腫れて塞がり井岡の顔はほとんど無傷

今回の勝敗を分けたのは防御技術の差だと思う

アルバラードは最後まで強打を振るってきた強敵だった

その挑戦者を迎え撃ち打ち合い撃退した

井岡一翔というボクサーはまたステップアップしそうだなと思った試合だった

来年は3階級制覇に乗り出すと思うので注目したい。