2014年12月18日木曜日

12/13 元世界王者対決 カーンvsアレキサンダー

12月13日 ラスベガスで行われたカーンvsアレキサンダー

元世界王者対決というだけではなくメイウェザーの対戦相手として
名乗りを上げる為に両者負けられない試合

元Sライト級統一王者カーンと2階級制覇王者アレキサンダー

熾烈な戦いになると予想された試合は一方的な展開に

結果は12R判定3-0でカーンが大差で勝利


序盤からジャブからの左右連打をアレキサンダーに幾度も打ち込む

ジャブ、ワンツーからフック、ボディまでストレート系中心の連打をテンポよく
繰り出し距離を詰めすぎずに攻め続ける

カーンは打たれ脆いがこの日は集中力が高く隙のない戦い方だった

更にカーンの素晴らしいところは左構えを相手にしても右構えが相手と
同じ様に体勢を崩さずにジャブから連打を打ち込める事

大体のボクサーは左を相手にした場合 戦い方が変わるがカーンは変わらない

そこは五輪銀メダリストのトップアマの技術の高さを感じる

何より2階級制覇王者のアレキサンダー相手にしてもそれが変わらない
事が凄い

逆にアレキサンダーは動きの全てをカーンのジャブに邪魔をされた

前に出てもジャブに止められ待ってカウンターを狙ってもジャブで
タイミングを狂わされ最後までベストなパンチを打ち込めずに終わった

カーンがそれをさせなかったというべきだろうか

この日のカーンの動きは攻防共にプロ入りしてから最高の集中力を感じた


アレキサンダーを圧倒し力を示したカーンの標的はPFPキング メイウェザー

今のカーンならメイウェザーも楽な戦いにはならないだろうと予想する

試合後もメイウェザー戦をアピールするカーンがメガマッチを射止めるか

もしくは交渉が進められてるとされるもう一人の大物が決まるのか

来年5月のメイウェザー戦 相手決定の報を楽しみに待ちたい。

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