2015年1月18日日曜日

1/17 OPBF戦で見せた[ボクサー]ジョムトーンの強さ

昨日 後楽園ホールで行われたOPBFスーパーフェザー級TM

王者 ジョムトーン・チューワッタナ vs 挑戦者 元日本同級王者でOPBF1位 金子大樹

ジョムトーンはムエタイでラジャダムナンやWBCムエタイ世界王座を奪取してきたムエタイトップ選手で
ボクシングでも8戦無敗でOPBF王者という二足のわらじをはく天才型選手

金子選手は元日本王者で2013年大晦日にWBA世界同級王者 内山選手に挑戦し敗退、世界再挑戦を目指す

日本国内トップとボクシングとムエタイを両立させる異才王者の対決は注目度の高い試合になった

結果は12R判定3-0で王者ジョムトーンが勝利、4度目の防衛

終わってみればジョムトーンの完勝、技巧と強打で金子のボクシングを封じて明白な差をつけた

ジョムトーンは初回は様子見なのか静かな立ち上がりだったが2階から徐々にプレスをかけて上下にパンチを打ち込んでいく

右ジャブ、ワンツー、左ボディを無駄のない動きで打ち込み金子が前進してくると接近戦でもショートパンチを
駆使して有効打を打ち込み続けて金子にダメージを与え続ける

ジョムトーンの技術だけではなくフィジカルの強さや防御力の高さが出た試合だった

常に頭や上半身を動かし金子のパンチをかわしてカウンター気味の左右フックや左ボディを打ち込む

身体をつけた状態でも自分より長身の金子に押し負けないフィジカルの強さはムエタイで上の階級で戦ってきた賜物か

結果的には得意の中間距離と金子の得意な至近距離、全ての距離で突き放し圧倒した形になった

OPBF王座を奪い世界再挑戦へ向かおうとした金子を下しボクシングでも世界クラスの能力を示したジョムトーン

自分は以前からジョムトーンは好きな選手だったので今回の試合は勝つと予想してて当たったのでよかったです

ジョムトーンはWBA王者 内山選手、WBC王者 三浦選手 どちらに挑戦してもいい勝負になるはず

ジョムトーンのボクシングでの世界タイトルマッチが観たいと改めて思わされた試合でした

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