2014年11月17日月曜日

11/15 WBCムエタイ世界Sライト級TM サゲッダーオvs大和



11/15 Wメインのもう一試合はWBCムエタイ世界Sライト級TM

王者は古豪サゲッダーオ 挑戦者 同級インターナショナル王者 大和哲也

大和は昨年5月に米国で逆転TKO負け以来1年半振りの再挑戦、そしてリマッチ

1R サゲッダーオは警戒してるのか自分でロープまで下がって大和の動きを
見ながらミドルを蹴りながら様子見

大和もローキックを蹴るも大きなヒットを作れず


2R 大和がローやミドルを蹴りながらパンチを打ち込もうとするが当たらず

逆にサゲッダーオはプレスをかけて組んで首相撲からの膝をヒットして大和の動きを封じる

3R サゲッダーオは首相撲だけでなく左ミドルから積極的に肘も打ち込む

左肘を打ち込み更に縦肘を放った瞬間 大和がカウンターで左肘 直撃


この一撃でサゲッダーオは鼻から多量の出血、更に大和が連打で追い打ち


そこでレフェリーのチェックが入り続行不可能となり大和 TKO勝ち!

大和選手 3回TKOで勝利し悲願のWBCムエタイ世界王座奪取


サゲッダーオのペースだったのでまさに起死回生の一撃でした

今回は古豪サゲッダーオに勝ち王座を奪取したという結果が一番大事だったし
それを成し遂げたので称賛されるべき勝利だったと思います

大和選手がWBCムエタイ世界王座にこだわる理由も知ってるので個人的にも
とても嬉しい勝利でした。

11/15 WBCムエタイ世界Sフェザー級王座決定戦 梅野vsジョムピチット



11/15 後楽園ホールで行われたWBCムエタイダブル世界戦

ダブルメインでまずはWBCムエタイ世界Sフェザー級王座決定戦

同級インターナショナル王者 梅野VS元ラジャダムナンフェザー級王者ジョムピチット

試合はラウンドごとに戦い方が変わる技術戦

前半はパンチ、ロー、ミドルを繰り出す中間距離
中盤から後半は首相撲も含めた近距離での戦い

試合を見て思ったのは全ての局面で梅野選手が上回っていたという事


序盤からキレのあるパンチ連打からローで先手を取る

ジョムピチットがローに対応してくるとパンチ連打からアッパーに切り替える

この試合は速いパンチ連打が攻撃の軸でパンチで常にアドバンテージを作った

そしてそれだけで終わらずパンチ連打の後に必ず蹴るローやミドルでジョムピチットに
距離を詰めさせない

中盤 劣勢のジョムピチットが首相撲で攻めてきた時も逃げずに応戦

首相撲でも互角以上に渡り合った

それだけでなくジョムピチットが首相撲に来る瞬間にカウンターのパンチを打ち込む


終盤も組んでくるジョムピチットに下がらずパンチとミドルで応戦

最後まで攻撃的姿勢を見せ各ラウンドしっかり上回って5R戦いきる

結果は5R判定で梅野選手が勝利、明白な勝利だった


元ラジャダムナン王者にハッキリと差をつけて勝った梅野選手のムエタイの
完成度の高さが本当に素晴らしいと感じた試合だった

WBCムエタイ世界王座をステップに真の標的ルンピニー王座を狙う梅野選手

個人的にはルンピニーに一番近い日本人だと思うので頑張ってほしいです。

2014年11月12日水曜日

11/9 Krush47 60kg級王座決定戦 弘嵩vs島野

11/9 後楽園ホールで行われたKrush47

メインはKrush60kg級王座決定戦

前王者 大月が負傷で返上した王座を争うのは前戦で山本真弘との挑戦者決定戦に勝利した卜部弘嵩と
WILDRUSH Leagueを制し挑戦権を得ていた島野浩太郎

結果は判定で卜部が勝利し第4代60kg級王者に

試合は島野が前に出て卜部が距離を取り迎え撃つ展開

1R 積極的にプレスをかけてローキックから左右パンチ、バックブローを打ち込み島野ペース

卜部は距離は取りパンチを返すが動きはあまりキレがなく島野のパンチやキックで動きが止まる

しかしロープ際で島野のパンチに合わせたカウンターの右ハイでダウンを奪い島野にいきかけた流れを止める

2R ダウンを奪われた島野だが勢いは落ちず更に前に出て卜部を追い立てる、卜部はクリンチが多く警告を受ける

3R 島野が卜部をロープに詰めて連打から右フックでダウンを奪い返す

卜部が立ち上がり再開後も島野が猛攻で仕留めにかかり左フックで何度も卜部 ダウン寸前に追い込む

しかし そこで卜部が意地を見せて右ハイで島野の勢いを止めると右フックで2度目のダウンを奪う

再開後 島野が最後の猛攻を見せるが卜部はギリギリ耐え抜き終了のゴング

2度ダウンを奪った卜部が僅差判定で王座を手にした

個人的には島野選手 かなり頑張ったと思いますが最後のダウンが痛かったですね

卜部選手は2度ダウンを奪った場面以外は結構打たれて危ない場面も多くてハッキリ勝った印象はなかったです

試合後 新王者 卜部選手は「自分はKrushとISKAの二つの王座を持ってるので来年のK-1に出て当然」と言った

そんな風に言える試合内容ではなかったと感じた

今回の試合の様に打たれたら1日3試合は無理だしコンディション作りと防御が新王者の課題かと思いました。

2014年11月11日火曜日

11/8 3団体世界Lヘビー級統一戦 ホプキンスvsコバレフ

11/8 米国 WBA・IBF・WBO世界Lヘビー級王座統一戦

WBA&IBF王者ホプキンス 対 WBO王者コバレフ

前戦でWBA王座を吸収した2冠王ホプキンスの3冠狙いの標的はWBO王者コバレフ

ホプキンスはこの試合に勝てば世界王者のまま50歳を迎えるのが確定する

しかし クラッシャーと呼ばれるコバレフのロシアンパワーは世界最高のベテランの叡智を粉砕した

結果は1Rにダウンを奪い、その後もフルラウンド 圧倒したコバレフの大差判定勝ち

試合が始まってすぐナチュラルのパワーの差がハッキリと解る

今回のホプキンスは動くのではなくコバレフの圧力に動かされてしまう

ディフェンシブに戦いながらも時おりパンチを返すがコバレフのパワーにすぐ押し返される

幾多の強者を惑わせて狂わせてきたホプキンスの技術や距離感が全く通じない

そうなるとサイズやパワーで上回る相手を抑える手段がない

二人の戦いを見ていて技術や経験は間違いなく大事だが力や若さという点も改めて大きな要素だと感じた

12R戦いきったがほとんどいい所がなく敗れたホプキンスは今後どうするのか

個人的には引退した方がいいのではないかと思う

年齢的にもこれ以上は危険だし怪我では済まなくなる

後進にチャンスを与える立場でボクシングに関わってほしいと思います

逆にエイリアンと呼ばれる老雄を下し3冠王になったコバレフは残るWBC王者スティーブンソンを狙うのか

ホプキンスが敗れた事で新しく動き始めたLヘビー級勢力図が今後どうなるか楽しみです。

2014年11月6日木曜日

11/3 新生K-1 初代65kg王者はゲーオ

11/3に行われたK-1 WORLD GP 2014 65kg初代王座決定トーナメント

日本から4人、海外から4人が出場したワンデートーナメント

注目は優勝候補筆頭のムエタイ王者ゲーオ・フェアテックス

結果はそのゲーオが山崎、久保、左右田を破り優勝 初代65kg王者となる

3試合とも圧巻でした

一回戦 Krush63kg王者 山崎を左ハイ、左ミドル、前蹴り、左クロスで圧倒し判定勝ち

準決勝 元GLORY世界王者 久保を2R 右フックのカウンターでKO

決勝 前RISEスーパーライト級王者 左右田との消耗戦を左ミドル、左ハイを蹴り分けてポイントを奪い判定勝ち

3試合とも特にピンチの場面もなく勝利したゲーオの強さが際立ったトーナメントでした

山崎、久保、左右田という日本人チャンピオンクラスを破っての優勝も文句なしです

今回は改めてゲーオの技術の幅広さを見た様に思います

一回戦は左キックを連発し圧倒

準決勝はパンチのコンビネーションからのカウンターでKO

決勝は前に出てプレスをかけてくる相手に動きながら蹴り分けたキックや上下パンチでポイントを奪った

3試合とも戦い方が違ってたのでただの強打者ではないなとまた思いました

65kgは普段戦う階級より重いですが体格差から押し込まれる場面もないし65kgも十分やれます

ムエタイルールだけではなくK-1ルールでも強さを発揮したゲーオ

今後も日本人選手と対戦していきそうですが今のところ勝てる選手が見当たりませんね

新生K-1が今後 盛り上がる為にもゲーオの様に絶対王者が必要かもしれません

ゲーオが中心で回っていくK-1 65kg級が今後も面白くなっていきそうだなと感じています。

2014年11月4日火曜日

11/1 亀田興毅 米国で一年ぶりに復帰戦

11/1 亀田興毅が米国シカゴで一年ぶりに復帰

弟 和毅のアンダーカードで決まったカードで元世界ランカーのオマール・サラドと52.6kg契約で対戦

結果は4回KOで興毅が勝利
序盤から左フックや左右ボディを効かせてラストは左ボディ直撃で10カウント

サラドとは現在での力の差が明白でした、1年ぶりの試合で米国デビュー戦と考えればいい結果でした

印象に残ったのはコンディションの良さから来る動きの良さ

今回3年半ぶりにバンタム級以下に体重を落としての試合でしたが減量の影響は見られなかった

むしろバンタム級の時より動きはキレて全体的に良い状態に見えました

その状態を見て色々な問題で一年試合が出来なかったけど試合をする為に練習を続けていたのだなと解りました

試合まで一ヶ月を切ってから発表された試合でしたがそこから準備をしてたらSフライウェイトで
あそこまでのコンディションは作れなかったはずです

今回くらい良いコンディションなら4団体王者と勝負しても十分やりあえるのではないかと思います

今後 注目は興毅選手がどの道を選択し世界王座を目指すかだと思います

日本でのライセンスを復活させWBA指名挑戦者として王者 河野選手に挑戦するのか

弟の和毅と同じ様にJBCから完全に離れ海外でビッグマッチを求めて4階級制覇を目指すのか

止まっていた時間から動き出した3階級制覇王者が今後どこに向かうのか、発表を待ちたいです。

2014年11月3日月曜日

11/1 WBO統一戦 亀田和毅vsエルナンデス

11/1 米国シカゴで行われたWBO世界バンタム級王座統一戦

正規王者 亀田和毅vs暫定王者エルナンデス

正規王者 亀田和毅が怪我もなく防衛戦もこなしてるのになぜ暫定王座が設けられたのかが謎ですね

暫定王者エルナンデスは40戦のキャリアを持つメキシカンですが予想は正規王者和毅有利の声が多かった

結果は12R判定2-1で正規王者 和毅が勝利して王座を統一

スプリットデジションになりましたが結構驚きました、3-0でもおかしくない内容でした

ただ和毅にとって簡単な試合じゃなかったのも事実

序盤から中盤、高速の左ジャブを軸に中間距離で右ストレート、左ボディを打ち込みリード

スピード差があったのでダメージングブローにならずともポイントは確実に取ってました

しかし終盤 9R 亀田和毅が左目上をカットした事により流れが変わる

奮起したエルナンデスが追い上げて和毅をロープに詰めて攻め込む

終盤 相手の攻勢に印象を悪くした和毅でしたがガードで凌いで決定打はもらってなかったのと
カウンターの右ストレートを打ち込んだりと攻撃も返してたのでそんなにポイントは取られてないかなと感じてました

エルナンデスにつけたジャッジの基準がよくわからなかったですね

3-0ユナニマスデジションだったという声も多いので亀田和毅の負けはない試合だったと思います

WBO王座を統一した亀田和毅 次戦はWBA王者マクドネルとの統一戦が有力との事でビッグマッチが続きます

大物代理人アル・ヘイモンと契約した事もあり7月の米国進出からトントン拍子でステップアップ

統一戦になれば今回よりも注目度も上がり勝利した見返りも大きくなる

JBCの管轄外でも気にせず海外で我が道をいく23歳の若い王者の今後に改めて注目したいです。