2014年3月3日月曜日

2戦目の世界戦 サリドvsロマチェンコ

米国で行われたWBO世界フェザー級TM

前日計量でサリドが体重超過で失格 王座剥奪となり注目はロマチェンコが載冠するかでした

試合はサリドが前進してロマチェンコが動きながら迎え撃つ流れ

試合では初めて見るロマチェンコの姿を目の当たりにした

サリドの頭から突っ込む戦法に対応出来ずロマチェンコは被弾し後退

アマチュアで五輪や世界選手権を連覇してロマチェンコはいつも圧倒的だった

鉄仮面の様に表情崩さず相手を圧倒してきた

そのロマチェンコがサリドに退がらされ打たれ表情を歪ませる

サリドの戦い方は叩き上げのプロ王者がアマエリートによく使う戦法

サリドがそう来るのは解っていたのでロマチェンコなら対応すると思っていた

しかし ロマチェンコも人の子だという事

終盤 逆襲してサリドをダウン寸前まで追い詰めたのは非凡さを感じたが
出来ればあの攻撃が序盤、中盤からほしかった、出来てたら記録は更新されたはず

タイのムアンスリンの3戦目での世界奪取を超える事は出来なかったが
ロマチェンコは確実に世界を奪るボクサーなのでプロキャリアを積み直してほしいです

改めてアマとプロの違いを再認識させられました

しかし 今回勝ったサリドを称える気には自分はなれません

計量をクリアできず本当ならリングに立つ資格がない選手です

大記録がかかった試合をそんな気持ちで観る事になってしまったのが本当に残念です

今回は敗れましたがロマチェンコの今後に期待したいと思います。

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