2014年4月5日土曜日

2003年 K-1 WORLD MAX 決勝 魔裟斗の左フック

どの格闘技のジャンルでも何度見返しても凄いと思う試合がある

休みの前の日はそういうのをよく観ています

今回は2003年 7月5日 K-1 WORLD MAX 世界一決定トーナメント決勝 魔裟斗vsクラウス

クラウスの1勝1分で迎えた3度目の対決

1回から一進一退の展開で両者打ち合う

魔裟斗のローからパンチのコンビネーションがクラウスを捕らえる

そして2回 自分はKOの瞬間を観て衝撃を覚えた

クラウスが強振した右フックを魔裟斗は左腕でブロックして次に来るクラウスの左フックに
ブロックした左腕でそのまま左フックを合わせ顎に直撃

クラウスは大の字で後ろに倒れ、立ち上がるもダメージが深く魔裟斗のTKO勝ち

ブロックした腕でそのまたカウンターを合わせるのはボクシングの試合でもなかなか観れない

魔裟斗が左フックが得意なのは知っていたがそれ以降あんな完璧なタイミングはなかった

狙ったというより咄嗟の反応で打ったパンチだろう

だからこそ最高のカウンターになったのと思う

あの日 魔裟斗が放った左フックは10年に1度のタイミングだと言える位に素晴らしかった

一瞬でもタイミングが遅れれば逆にクラウスの左フックが入ってたはず

あのパンチは色んな要素があって生まれた

あの日 キャリア最高と言えた魔裟斗のスピードとキレ

それに対抗できるクラウスの圧力

全てが集約され最高の一撃

特に世界一がかかった試合でその一撃でKOしたのだから最高のフィナーレだった

ああいう瞬間が格闘技の醍醐味だと思う

これからもそういう瞬間に興奮や感動を感じたい。

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