2015年1月10日土曜日

12/31 高山勝成 日本人初 ミニマム級4団体制覇

12/31 IBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦 高山勝成vs大平剛

世界的に見ても稀な2団体同時決定戦が大晦日 日本で行われた、それも日本人対決

元WBC・WBA・IBF王者 高山と日本王者 大平

この試合を実現させた両陣営スタッフと承認したIBFとWBOをリスペクトしたい

歴史的な試合となった決定戦 結果は7回TKOで高山が勝利
日本人初4団体制覇という快挙を達成した

試合は開始から高山選手が積極的に前進し手数を出す、大平選手は動きながらパンチを返し応戦

大平選手の動きが悪かった訳ではない、むしろ序盤は大平選手の左右のカウンターが高山選手を捕らえていた

ポイントは大平選手が取っていたが高山選手は全く怯まず前進し逆に手数を増やしていく

ヒットしてるのは大平選手のパンチなのになぜか高山選手が押している様に見えてくる

その位 高山選手の攻撃には勢いがあった、ハイテンポなフットワークから左右のパンチを出し続ける

序盤からヒットを奪ってた大平選手が段々とその勢いに対応できなくなってくる

5R 遂に高山選手のパンチが大平選手を捕らえ始める、ボディ連打を叩き込み動きを止める

そこから更に高山選手 ペースアップ!ここぞとばかりに手数を増やしパンチをまとめる

そして7R 左右ボディや右ストレートを食らい動きが止まった大平選手に高山選手の怒濤の連打が炸裂

50~60発は打っただろうか、それまでも手数を出していたのに更にまとめるとは凄まじいスタミナ

一方的に打たれる大平選手を見てレフェリーが試合を止めてTKO

この試合の高山選手はどこかで大平選手を捕らえるのを解ってた様な精力的な攻勢だった、 これが3冠王者の貫禄か

真っ向勝負で大記録を達成した高山選手 その勇敢さを心から称賛したい

最初に奪ったWBC王座のタイトルマッチを会場で観てる自分としてはとても感慨深いモノがあった

ミニマム級4団体制覇を成し遂げた高山選手が今後どう戦っていくのか注目したい。

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