1/25 後楽園ホール 修斗 環太平洋ライト級王座決定戦 中村好史vs宇野薫
元修斗世界ウェルター級王者 宇野薫がUFC、HERO'S、DREAMを経て14年振りに修斗王座戦に挑む
対戦相手は2011年 修斗ライト級新人王 中村好史
ベテランvs新鋭となった試合に個人的に注目してました
結果は判定勝ちで中村選手が勝利 修斗環太平洋ライト級新王者に
内容は中村選手がパンチを振るいながら前進しテイクダウンを奪い続けて圧倒
馬力に押された感じの宇野選手ですが勢いだけじゃなく中村選手の戦い方も上手かったなと思います
パンチや肘を打ち込みロープに詰めてテイクダウンしてグラウンドで上になっても深追いせずに自分からスタンドに戻す
グラウンドでの攻防ならバックを取ってチョークで一本という宇野選手の得意パターンを封じる為の策
中村選手の作戦は宇野選手の良い部分を消した効果的な作戦でした
宇野選手は打撃で削られテイクダウンされてグラウンドでも状況を打破出来ず、またスタンドの繰り返しで悪循環
そのままラストまでいってしまったという感じです
修斗世界王者だった頃の宇野選手ならもう少し試合中に状況を変えられたんじゃないかという気がするので
以前より劣勢を跳ね返す様な馬力に衰えが見えて限界が見えてしまった様な感じがしました
完敗といえる内容での敗戦を経て宇野選手がどういう答えを出すのか気になります
かつてトップの座にいたベテラン選手の落日の姿を見る時はやはりいつも切なくなるし今回もそんな気持ちになる試合でした。
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